衆議院選挙の結果、自民、公明合わせた与党の議席は過半数を割ることになった。今後、石破総理の政権はどうなるのだろうか。政治部官邸キャップの平本と伝える。1つ目、なぜ?自民党大敗、その要因は。2つ目、自民対立憲、チーム編成対決。3つ目、政治は進む?停滞しない?。小泉選対委員長は辞任したが石破総理、森山幹事長は続投する考え。石破総理はきょう会見で「自民党の論理は排除する」と発言。自民党幹部からでさえ、これだけ大敗して総裁、幹事長、2人とも責任を取らないのはありえないという声も出ている。自民党vs立憲民主党「チーム編成」対決について解説。今後はチーム自民、チーム立憲、どちらのチームがより多くの協力を集めて過半数を超えていくかというチーム編成の勝負になっていく。自民党は非公認で当選した議員の追加公認や、無所属議員の協力を得ること、野党との連携を模索。野党との連携は国民民主党が現実的とみられている。複数の自民党幹部は「一番やりやすいのは国民民主党。閣僚ポストを提示すれば連立できる」とも述べているが、国民民主党は否定的。国民民主党の戦略は手取りを増やすなど自分たちの掲げた政策を実現すること。立憲民主党・野田代表は「チームをどう作るか、野党間の連携が先だ」と述べている。衆院選を通じて野党の間でも外交安保政策など基本政策での違いが明らかになる中で、現実的には厳しいとみられている。ある立憲幹部は「野党が1つになるのは夢物語」と述べている。政治は進むのか、停滞しないのかについて解説。政治が進まない政治空白が懸念されるが、与党側は政策を進める体制作りを急ぐ必要がある。野党が与党の提案を全て反対すれば何も政策は進まなくなる。対案を出して、時には与党の歩み寄りを引き出し政策を進める責任がある。与党過半数割れは有権者たちが投票で選んだ結果。私たちも生活が良くなる方向に行くよう、与野党の動きをチェックしていく必要がある。
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