自民党の高市総裁はあすにも新たな党の執行部を発足させる方針。今後想定される新内閣の人事も合わせ、女性を積極的に起用したい考え。幹事長には鈴木俊一総務会長を起用する方向で調整を進めている。昨日、麻生最高顧問と会談し、副総裁への就任を打診したが、麻生氏は検討したいとして回答を保留した。あすにも臨時総務会などを経て新たな執行部を発足させる方針。また、今月中旬に召集の見通しの臨時国会で首相に指名されれば直ちに組閣する方針。高市氏は挙党体制を重視する考えで一連の人事で女性を積極的に起用したい考え。また、総裁選で争った小泉氏や林氏らも要職起用する意向。こうした中、自民党の麻生最高顧問は都内事務所で国民民主党の榛葉幹事長と会談。高市氏が公明党との連立を基本としつつ、憲法改正などの考え方が合う野党との連立枠組み拡大を検討したいとしていることを踏まえ、今後の連携のあり方などをめぐり協議しているものとみられる。一方、立憲民主党の安住幹事長は高市氏が当役員などの人事で政治資金収支報告書に不記載があった議員の起用も排除しないとしていることについて、昔の政治の悪い部分が戻って来るという話、黙っていないとした。
URL: https://o-ishin.jp/