公明党は政治とカネの問題をめぐって自民党に、企業・団体献金の受け皿を党本部と都道府県連に限定する規制案の受け入れを求めている。きょうの会合では、連立政権の継続をめぐって出席者から、政治とカネの問題がクリアにならなければ連立解消もやむを得ないという意見の一方、熟慮を重ねて慎重に判断すべきだという意見も出されたとのこと。そして今夜、国会議員と地方組織の代表者らが意見交換をした後、再び中央幹事会を開き対応協議することになった。公明党の赤羽中央幹事会長は会見で、高市総裁と斉藤代表があす午後に再び会談することを明らかにした。自民党の高市総裁は、午後4時すぎから菅元総理大臣と岸田前総理大臣の議員会館の事務所をそれぞれ訪れ、就任の挨拶を行った。一連の会談では、公明党との連立協議が難航していることを踏まえ、公明党との関係についても意見を交わしたとのこと。連立協議の難航で与野党の間では、首相指名選挙を行う臨時国会の招集は、20日以降にずれ込むという見方が広がっている。この首相指名選挙をめぐって、立憲民主党の安住幹事長は参政党やれいわ新選組、共産党などと相次ぎ会談を行い、野党で候補者を一本化して一致した対応を取りたいと呼びかけた。立憲民主党は、これまでに維新・国民にも呼びかけている。維新の吉村代表はきょうTBSの番組で、立民と国民が一本化で合意すれば、維新としても真剣に対応を検討する考えを示した。
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