加谷は、金利上昇について、銀行も競争が激しく、早くに金利が上昇する可能性があり、タンス預金をそのままにしておくと、損をしてしまうため、金利動向を見ながら、預け先を検討した方がいいなどと話した。保険会社の金融資産の利益が上がるため、保険料が下がる可能性もあるという。加谷は、金利上昇による住宅ローンへの影響について、仮に、金利が急騰しても、5年間の猶予があるなど、緩和措置があるため、慌てる必要はないが、今後、徐々に支払額が増えていくリスクは考えたほうがいいなどと話した。お金の貯め方や使い方として、支出のメリハリをつけることなどが挙げられた。加谷は、ことし前半は、動向を見ながら、最も有利になる方法を考えるタイミングだなどとし、マイナス金利を解除しないと、もっと円安が進んでいた可能性があり、日銀の判断は正しいタイミングだったのではないかなどと話した。