24時間119番通報を受ける東京消防庁。救命率を上げるため通報者を撮影しその映像を見てやり取りができるシステムLive119。救急車が到着するまでの僅かな時間に映像を見ながら応急措置を的確に指示する。救急車を出動させるのが東京消防庁総合司令室。Live119には家でお酒を飲んだあと意識がないという女性映る。Live119は救急隊の研修を受けた職員が対応。通報者はスピーカーモードにし送られてきたURLにアクセス赤いマークをタップするとリアルタイムで映像が共有される仕組み。持病の発作を起こした生後2ヶ月の赤ちゃんは映像を繋ぐと意識がなかったため応急措置を細かく指示した。Live119は救急現場だけでなく火災現場でも力を発揮する。発生直後の様子がわかることで向かっている退院にフィードバックできる。火災現場の住人からの通報があったが安全を考慮し一度通話を切断。その後近隣住民で映像を繋いでくれる人が現れた。映し出されたのは煙の上がる2階建て住宅。この火事で火元の家に住む女性が軽い火傷をしたという。東京消防庁の藤野さんはいざというときに操作ができるようにLive119を広く知ってもらいたいなどと話した。