東京電力は柏崎刈羽原発6号機の再稼働に向けて準備を進めている。6号機の原子炉建屋では緊急時の冷却装置の試運転が既に行われていて、原子炉の蒸気を動力源とするため電源を喪失した状態でも稼働するものだという。柏崎刈羽原発では福島第一原発の事故後に作られた国の規制基準に沿って設備の抜本的見直しを進めていて、海抜15メートルの防潮堤の整備や発電機を積んだ車を配備するなどの安全対策を導入している。一方で原発が13年余りに渡って停止してるため、緊急時の職員の即応力について経験不足が指摘されている。他にも福島第一原発事故の際に情報共有がしっかりとされていなかったことも課題で、効果的な情報共有体制の構築が期待されている。
