パリコレのランウェイを彩る華やかなファッション。世界が注目する衣装、そこに描かれていたのは、日本の知的障害のある作家のアート作品。デザインをみてみると、色鮮やかなだけでなく、動物や風景が緻密に描かれている。異彩のアートを描いたのは、滋賀県に住む鳥山シュウさん。知的障害のある鳥山さんは、強迫性障害から不安やこだわりを強くもちやすく、作品を書くときはお面をつける。鳥山さんの作品には、空や町、そこに生きる生命がどこまでも続いていく様子が描かれている。その温かい世界観は、彼の言葉にできない思いや独自の感性から生まれているのかもしれない。
彼らが描く作品をもっと知ってもらいたい、双子の松田文登さんと崇弥さんは2018年、障害のある作家のアート作品を扱う会社「ヘラルボニー」を立ち上げた。松田さん兄弟の4つ上の兄には知的障害がある。2人は、「知的障害=かわいそう」という見方には違和感があり、彼らの感性に関心を持っていた。そこで地元岩手県で会社を立ち上げ、兄がよく書いていた謎の言葉“ヘラルボニー”を会社名にした。現在276人の作家を契約を結び、作品などを販売して作家に報酬を支払っている。これらの作品に感銘を受けたのが、長年パリコレに出展している世界的ブランド「アンリアレイジ」のデザイナー・森永邦彦さん。この感動を洋服に変えたいと松田さん兄弟に声をかけた。森永さんは、ヘラルボニーの21作品をパリコレに起用した。パリコレ当日では、いのちの証である鼓動を表現した“動く洋服”が世界に披露された。
彼らが描く作品をもっと知ってもらいたい、双子の松田文登さんと崇弥さんは2018年、障害のある作家のアート作品を扱う会社「ヘラルボニー」を立ち上げた。松田さん兄弟の4つ上の兄には知的障害がある。2人は、「知的障害=かわいそう」という見方には違和感があり、彼らの感性に関心を持っていた。そこで地元岩手県で会社を立ち上げ、兄がよく書いていた謎の言葉“ヘラルボニー”を会社名にした。現在276人の作家を契約を結び、作品などを販売して作家に報酬を支払っている。これらの作品に感銘を受けたのが、長年パリコレに出展している世界的ブランド「アンリアレイジ」のデザイナー・森永邦彦さん。この感動を洋服に変えたいと松田さん兄弟に声をかけた。森永さんは、ヘラルボニーの21作品をパリコレに起用した。パリコレ当日では、いのちの証である鼓動を表現した“動く洋服”が世界に披露された。
