門田さんのドル円予想レンジは153.00円~158.00円。注目ポイントは「アメリカ先行きの雇用悪化リスク」。今週はアメリカのCPIが発表される。強いものがでてくるなら、利下げ期待の後退でドル高のリスクも引き続きがあると考えているとのこと。物価などは上振れリスクがあるのではとみているが、先行き、雇用情勢の悪化リスクには警戒が必要だと考えているとし、4月雇用統計が17.5万人増で市場予想に届かずなどと説明し「雇用の基調が悪化しているというほどではまだないかもしれないが、一部では先行き悪化の兆しもでているということで注意が必要だと考えている」などと話した。今後のドル円相場については、アメリカの雇用の悪化が続けばドル高圧力が後退していくだろうとみている、ドル円はまだ150円台で当面は推移を続けるとみているなどと話した。