国内シェア1位のコンビーフ缶製造工場へ。コンビーフに加工する牛肉は1日約3トン。筋肉の膜・骨・余分な脂肪などをカットし塩水を加える。塩漬けした肉を釜に入れ約120℃の蒸気で約2時間加熱。肉を手でほぐし粉砕機で更に細かくする。とろける食感を出すためミンチ肉などを混ぜる。タネを缶に充填し加熱処理を行うと完成。缶が長方形の場合、角に隙間ができやすく空気が残ってしまうおそれがあるが、缶の下を狭くすることで肉の圧力で容器の隅まで肉が詰まり余分な空気が残らない。
コンビーフ缶は2020年、巻き取り缶の国内製造が終了。製造する機械の老朽化、生産コストの削減、缶の開けやすさの改善などを目的としている。アルミ製はフタが開けやすく手を切る危険性もない。
コンビーフ缶は2020年、巻き取り缶の国内製造が終了。製造する機械の老朽化、生産コストの削減、缶の開けやすさの改善などを目的としている。アルミ製はフタが開けやすく手を切る危険性もない。
