九州の覇者として知られるディスカウントストアのトライアルが、東京に進出した。トライアルはことし7月に西友を約3800億円で買収。第1弾として先週水曜日、トライアルと西友の合同セールが始まった。圧倒的な安さを売りにするトライアルの独自商品が、続々と西友の店舗に並び始めている。次の一手は、九州でも展開する小型店の「トライアルGO」。来月上旬に都内2カ所でオープンする。特徴は、近くにある西友を製造拠点にして、低価格の弁当や総菜などを作り頻繁にトライアルGOに届けるというもの。トライアルは当初、POSシステムの開発を主力とするIT企業だった。この強みを生かして7年ほど前に最先端の「スマートショッピングカート」を導入。トライアルGOの店内はほぼ無人で、多数のカメラを使って売り場の状況を遠隔で管理。商品は自動で発注され、近くの西友から効率よく届けられる仕組み。時間が経つと自動で値引きされ、バーコードのスキャナーにかざすとどれくらい安くなるかが表示される。きのうで西友としての営業をいったん終了した都内の店舗は、1ヶ月後に全国初となるトライアルと西友の複合店舗としてリニューアルオープンする。
