北海道・札幌市豊平区にあるみよしの 。北海道内に26店舗を展開している餃子屋さん。北海道民のソウルフードぎょうざカレー。カレーは辛口と甘口の2種類。餃子は牛と豚の合いびき肉でキャベツなどが入っている。皮は厚さ0.6ミリでみよしの専用ブレンドの小麦粉。ぷりぷりの食感を保つようにしているという。一方、カレーはタマネギ・ニンジン・鶏肉など。スパイスの調合を知っているのは会社でも数人だけだという。様々なトッピングに合うカレーに仕上げているという。ぎょうざカレーは偶然出来上がったという。和田哲さんに話を伺った。札幌市の中心部にある商業施設「狸COMICHI」に案内してもらった。そこには昭和30年代の商店街が再現されていた。その再現映像ではみよしのがあったが甘味処だった。みよしのは大正初期に大衆食堂として開業、その後甘味処になり。1967年にギョーザ専門店に衣替えしたところ大ヒット。1977年ごろにはぎょうざカレーがあったとみられる。ぎょうざカレーの去年の年間販売数は約23万食。当時お客さんは労働者の男性が多かったため、提供までのスピードが求められたという。そこであらかじめ焼いたギョーザをのせたカレーを提供しうまい安い早いと評判になっていったとみられる。さっぽろのユニクロではみよしののTシャツやトートバッグなどのグッズが販売されている。さらにみよしの好きな北海道民に向けてファンブックまであるという。