アメリカ政府は、今年4月に25%の追加関税を課し、関税率を27.5%としていた。昨日、この関税率が15%に引き下げられた。相互関税についても、従来の関税率15%未満の品目は一律15%に、従来の関税率15%以上の品目についても追加の関税がかからないよう修正されたという。また、アメリカ政府は、徴収しすぎた分は8月7日に遡って払い戻すという。赤沢経済再生相は「合意の着実な実施を歓迎する」とした上で「関税引き下げが実現してもなお関税はかかり続けます。今後とも双方の利益に資するものとなるよう、しっかり取り組んでまいりたい」などと話している。
