このあと自民党は全ての国会議員(参院選での落選議員含む)が出席可能の両院議員懇談会を開催。約2時間の想定で、石破総理はアメリカとの関税交渉の合意を着実に実施することなどを理由に続投への理解を求める考え。執行部も参院選敗北の検証のためにプロジェクトチームを立ち上げ、来月中の総括を目指す考えを表明する方針。一方で党内からは茂木前幹事長が自らのYouTube番組で石破総理の退陣を求めた。去年の総裁選立候補者が石破総理の進退について公に言及するのは初めてとみられる。また、旧安倍派幹部だった西村元経産大臣もSNSで総裁選の実施を主張。総裁選で石破総理を支持した山形県連からも「早期に退陣」との声が。自民党内で高まる”石破おろし”。一方で総理官邸前には総理続投を求める異例のデモが。今回の参院選で初当選した社民党・ラサール石井氏も「ここ最近の自民党の首相では1番まとも」と主張。2009年、当時の麻生政権で”麻生おろし”の動きが活発する中、開かれた両院議員懇談会。支持率低下や地方選挙の敗北に対する反省の弁を語った麻生総理。所属議員からは総会ではなく、議決権のない懇談会としたことへの不満が。しかし、その後は党内の結束を求める意見が続出。1時間20分の予定だった懇談会は約30分で終了。このあと開かれる自民党の両院議員懇談会で石破総理は何を語るのか。