銅像が盗まれてしまったメラニア夫人だが、夫婦の不仲説も取り立たされている。先月26日はメラニア夫人の誕生日だったが、ローマ教皇の葬儀に出席するため、2人はバチカンへの外遊中。AP通信によると、記者に夫人の誕生日をどう祝うか聞かれた大統領は「忙しくてプレゼントを買う時間が無かった。ディナーに連れて行く。エアフォース・ワンの中でだ」と答えたという。今月、中東3カ国を訪問した外遊にはメラニア夫人は同行しなかった。NYタイムズは2期目のトランプ政権が始まって以降、108日間のうちホワイトハウス滞在は14日未満と報じている。また、AP通信は夫婦関係について別居状態と伝え、息子バロン氏が通う大学があるニューヨークで大半の時間を過ごしているという。オハイオ大学のキャサリン・ジェリソン教授は「1期目の政権でファーストレディーとして批判を受けることにうんざりし、自分で公のイメージをコントロールしようと決意したのでは」と分析。また、メラニア夫人はアマゾンと数千万ドルの契約でドキュメンタリー映画の製作を進めていると報じられている。雑誌のインタビューにメラニア夫人は「私の人生は本当に特別でものすごく忙しい毎日です。去年、自叙伝を出版し、私のファンのみなさんが『メラニアの声がもっと聞きたい』と思ってくれていると感じた」と話したといい、それでドキュメンタリー映画の製作を決意したという。出演者らは「単身赴任みたいなものではないか。距離を置いていた方が夫婦仲が良いことも多い」等とコメント。
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