日本の映画界を代表する豪華な顔ぶれが集結した第48回日本アカデミー賞授賞式。今回、新たに設定された主題歌賞には、Mrs.GREEN APPLEが選ばれた。最優秀主演女優賞に輝いたのは、2019年にデビューし、去年「あんのこと」に出演した河合優実。河合は「“あんのこと”に人生の時間を貸してくれたすべての人に感謝を伝えたい」とコメント。最優秀男優賞は、「正体」横浜流星。横浜は、10代のころからタッグを組む藤井道人監督の作品「正体」で、5つの顔を持つ逃亡犯を演じた。5年前に自分は新人賞を受賞し、藤井は新聞記者で最優秀作品賞を取った。横浜は「藤井組でこの場にいれていることに大きな意味がある、自分の中で」などとコメント。藤井道人監督は最優秀監督賞を初受賞。最優秀作品賞は、自主製作映画「侍タイムスリッパー」。たった1館からスタートした映画が口コミで広がり、全国300館以上で上映されることになったという話題作。山口馬木也は「お客様のおかげで、こんなにキラキラした場所に立てている」などとコメント。