岡三証券NY・荻原裕司さんに話を聞く。荻原さんは「エヌビディアが重しになった。AIがソフトウェアを脅かすとの考えを否定する動きが広がり、セールスフォースなどソフトウェア株の上昇が目立った」「(エヌビディアの本日の株価下落について)H20の輸出を7月に許可すると報じられていたが。5-7月期に販売されていなかったなどから中国事業の不透明感が拭えずリスクを指摘する声がある。データセンターの売上の内中国の比率は1桁台前半で以前に比べ落ち込んでいて、中国リスクは相対的に大きくない。H20の売上は8-10月期見通しに含めていないと発表しているが、地政学的問題が解決すれば8-10月期に20億~50億ドル計上できる見込みと示している」「米中首脳会談が年内に開催の可能性もある。実現すればH20の販売に期待も」などと話した。
