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先月、東京品川区の大井町駅前で、27年間続いた人気ラーメン店が閉店した。看板メニューは、豚鶏ラーメン。常連客は食べ納めで3種類のラーメンを完食した。店主の荒木さんは、閉店を決めた理由について物価の高騰だったという。去年、倒産・廃業をしたラーメン店は88件と過去最多となった。状況は地方では、より深刻で物価高騰や後継者不足が要因になっているという。喜多方市では120件ほどあったラーメン店が現在90店舗ほどに減少しており危機感が広がっている。市は去年4月、喜多方ラーメン課を設置した。 喜多方の味を守っていくため、研修制度を導入した。研修終了後は店を継ぐか、市内に新たなラーメン店を出すことが約束になっているという。