所さんの目がテン! 所さんの目がテン!
次に米のエリアへ。ゆうだい21とにじのきらめきを植えた。準備を始めたのは3月で、まずは秋の収穫後にはえてきたひこばえを切り刻む。こうすることで作業をしやすくなり、速く肥料になる。4月には崩れた畦を修理。群馬県嬬恋村の中にあるいきものの森の入口付近にあったカラマツを整備のために伐採し、かがくの里でつかってほしいと加工されて届けられた。カラマツは耐水性に優れているため田んぼに利用。整備を進め、5月には毎年恒例の田植えをした。最近話題の米不足の問題では猛暑による品質の低下が理由の一つ。植える2つの品種は近年の気象を考えたうえでの対応策で選んだもの。今回の品種はどちらも高温に強い。にじのきらめきは通常の栽培品種の1.2倍から1.4倍の収穫量。背丈が短く倒れにくく味も良い。