ガリベンチャーV ガリベンチャーV
リムジンで小峠が向かったのはパワーランチ。ミーティングた情報交換をしながらランチをとることで、その相手は鰻の成瀬の社長。雑誌やテレビでも多く取り上げられるが、社長はうなぎの素人。20個の質問から美味しさの秘密や成功の裏側を暴く。その社長の山本さんは鰻の成瀬を全国で286店舗を展開しているという。その創業について2020年の5月、6月に横浜でオープンさせたという。次に年商は鰻の成瀬全体で去年は67億円を売り上げたという。1年間で230店舗をつくり3日に2店舗作っていた時期があったという。うなぎにした理由は高単価なのに安いと思ってくれる食べ物がいいと思い立った時にうなぎにしたというが高単価のランチ狙いでうなぎに目をつけたという。その鰻重の味に小峠は美味しいと答え1600円でお特だと答えた。また特上の味にも味が違うと驚いたが特上は国産うなぎを使用しているというが3400円。
山本さんはうなぎのやすさの秘訣について、いくつかあるが、細かい所の経費を抑えていったが内装費がかかっていないという。また居抜きが多く、店のすだれは開店コスト削減のためだという。また椅子や床などもDIYで製作している。また横浜本店はすだれの下に以前居酒屋だったあとがあり撤去工程もなくしコストカットと努力が成長を支えている。しかし成功までの道のりには試練も。山本さんはまずうなぎのことを知らず、そのピークさえもわからないまま営業し、お客が全くこないということもあったと答えた。しかしその後は口コミやメディア媒体で広がっていったと答えた。またフランチャイズに加盟したというが、横浜店にかぎっては隠すこと無く売上をSNSで公開していると答えた。そのためか売上がイマイチな場合もあり、それに逆にファンが付いたという。山本さんは普段のランチにパスタと答えた。また他のうなぎ店の視察にも行かないと答えた。そして鰻の成瀬最大のコストカット方法は職人がいないこと。全て専用の機械で調理しているが人件費がかかってしまうのと、オーナーと店長はだいたい揉めるので、ややこしい人間関係も防ぐことができると答えた。さらに機械なら素人でも職人のように焼けるのもメリットだという。
そして次に鰻の成瀬の厨房の中へ。焼き場は企業秘密だが、焼き・蒸しといううなぎの難しい工程がボタン操作のみで可能に。アルバイト初日で焼き場に立てるのがポイント。また味付けなどの難しい工程もなく、失敗しない。こうした取り組みでお店の回転率もアップ。山本さんはうなぎの焼き方について自分でしないほうが面白いと答え、やったところで中途半端になってしまう。触ったことも焼いたこともない人が日本一のうなぎチェーンを作ったほうが面白いと語る。またもともと何をしていた?には清掃系のフランチャイズの本部でサラリーマンをしていたという。飲食は今回は初体験で知識もなかったと語る。また高校を卒業してからは海外に飛び、人生に迷っていたという。また普段何をしている?に山本さんはずっと働いているという。最近はよもぎ蒸しの店もオープンしたと答えた。