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オウム真理教による地下鉄サリン事件から10日後の1995年3月30日、国松孝次警察庁長官が自宅マンション前で銃撃され重傷を負った。翌年には警視庁の警察官が「自分が撃った」と供述したが、公表や裏付け捜査が行われなかった。当時警察庁警備局長だった杉田和博元官房副長官は「警視庁の一部だけがそういうものを抱えて捜査している。警察庁整備局としても全然知らなかったから驚愕した」、「捜査は警視庁公安部ではなく教団幹部の取り調べもしていた刑事部が主体になるべきだった」と述べた。また事件後警視総監を務めた米村敏朗元内閣危機管理監は「未解決による時効は警察の敗北で徹底した裏付け捜査をすべきだった」と話している。