匿名の誹謗中傷との長い闘い

2025年11月15日放送 18:29 - 18:38 TBS
報道特集 (特集)

誹謗中傷と戦い続けてきたのは竹内元県議だけではない。兵庫県の丸尾牧県議は、非常にしんどいことたくさんありました、と語る。立花孝志容疑者は去年11月、「丸尾の事務所も行くし」「あの告発文書を書いたのは竹内だけじゃなく丸尾牧も書いとるんです 丸尾いつでもかかってこいよ」などと発言。丸尾県議は、虚偽の発言で名誉を傷つけられたとして立花容疑者に損害賠償を求め裁判を起こしている。丸尾県議は誹謗中傷に対し、発信者情報の開示請求や削除を求める裁判をプラットフォーム事業者に対して何度も起こしてきた。対象の投稿数は100件以上。だがその道程は険しかった。最初の発信者情報の開示請求は裁判所が開示決定を出すまでに7カ月かかった。さらに開示決定が出ても、プラットフォーム側から投稿者の電話番号などは開示されていない。笠原一浩弁護士は、対応に時間がかかっているという説明にとどまっている、と説明した。丸尾県議は、プラットフォーム側に裁判所の決定に従うように求める間接強制と言われる手続きを申し立てた。従わなければ制裁金が課されることになる。法政大学の藤代裕之教授は、拡散しやすい仕組みを作っているプラットフォームの責任を問う必要があるなどと指摘した。
デマや誹謗中傷を後悔する人も出始めている。竹内元県議を斎藤知事を貶めて主犯格と決めつけて拡散された動画。立花容疑者のXにも引用され249万回閲覧された。この人物は同じ動画の中で、丸尾県議についても知事の疑惑のネタをでっち上げたと伝えていた。だが丸尾県議から開示請求を受けたと知り、謝罪の手紙を送ってきた。兵庫県の丸尾県議は、率直二謝罪をしていたことはホッとする反面、素直に100%「はいもうこれでいいです」「終わります」ということにはならないと語る。この男性は斎藤知事を支持する立場から、丸尾県議らへの攻撃を繰り返していた。男性は今年3月、発信者情報の開示請求をきっかけに謝罪。だがその後、斎藤知事を支持する人たちから態度が180度変わったなどと批判されるようになり反論すると攻撃はさらにエスカレートした。男性は「斎藤支持者から個人情報を特定され、住み込みで働いていた場所、住所、勤務先、取引先、取引先の関わっている人のことまでさらされた」「殺害予告まで来た」 という。ネット上には名前と顔写真も拡散された。男性は職を失い、引っ越しを余儀なくされた。誹謗中傷は自分の人生も壊すと言って男性はアカウントの削除をした。


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