ノンストップ! 沼から来た。
ビネガー・発行料理研究家の岩間明子さんの自宅には様々な種類のお酢を常備していて、料理によって使う酢を変えているという。お酢は味噌汁を作る際に使用することで味噌の量を減らせて減塩効果が期待でき、味も同じ発酵食品であるため味噌を少なくしても濃厚さを感じることができる。岩間さんオススメの酢の1つがスパーなどでも買える内堀醸造の「美濃有機純米酢」で、有機米の仄かな甘味とスッキリとした酸味や香り高さが特徴な酢。ナポリタンにちょいがけするととても合うという。但馬醸造所の「燻製酢 こうのとり純米」は純米酢を燻製して製造していて、数滴で料理の表情が変わる香りを持っている。ポテトサラダを作る際にマヨネーズの代わりにすると良いという。現在お酢業界では酢酸菌をろ過しない「にごり酢」がトレンドで、うまみ成分が通常酢よりも多く、免疫力向上なども見込めることから多くの醸造所で製造が増えている。にごり酢のおすすめは飯尾醸造の「にごり酢富士酢プレミアム」で、自社製の米を通常酢の8倍使用していて、柔らかい口当たりとうまみが特徴な酢。