news every. 心ひとつに奮闘中!しあわせ夫婦商売人
西高島平駅から徒歩で10分程にある「かしを食堂」。結婚して16年の苅和さん夫婦が経営している。調理は夫の賢司さん1人が担当。名物メニューの1つ目は「もつ豆腐定食」。仙台から受け継いだ優しい味噌味。2つ目は「しょうが焼き定食」。特性のタレを絡めた肉に箸が止まらない。日替わりの魚定食も人気で、「サバのみそ煮定食」はじっくりと煮たサバは旨みが染みている。妻の果林さんは調理の補助と接客を担当。昭和の雰囲気を感じる食堂で、これまで多くの映画やドラマの撮影に使われている。店の創業は昭和31年で、賢司さんの両親が同じ場所で始めた。賢司さんは19歳の時に2代目となった。しかし今、賢司さんは股関節の病気が悪化し、手術が必要だという。夫の入院中に果林さんは店を守る思いで独学で調理師免許を取得した。現在は仕込みと味付けを勉強しながら里芋コロッケを開発中。