NHKニュース7 (ニュース)
東京都心では35.6℃を観測して、今年始めて猛暑日となった。きょう最も暑かったのは岐阜県多治見市で、38.8℃。宮崎県西米良村で38.4℃、大阪府豊中市で38℃猛暑日を観測したのは全国200以上の地点に登った。名古屋市で37.8℃を観測した愛知県では、熱中症の疑いで80代と90代の男女が死亡。北海道石狩市でも熱中症の疑いで、70代の男性が倒れ意識のない状態で搬送された。都内では、きょう午後3時までに74人が熱中症の疑いで救急搬送されている。暑さは明日も続く見込みで、日中の最高気温は佐賀市で37℃など各地で猛暑日となる見込み。広い範囲で熱中症警戒アラートが発表されている、熱中症への対策が必要。また、東日本を中心に大気の状態が不安定になっていて、今夜遅くにかけて局地的に雷を伴った激しい雨のおそれがある。気象庁は、低い土地の浸水や川の増水・土砂災害に注意を呼びかけている。