能登と宮城を食で結ぶ きっかけ食堂

2025年2月5日放送 13:35 - 13:44 NHK総合
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“きっかけ食堂”は東日本大震災の支援のために11年前に京都の大学生が始めた。月1回、東北の食材を食べながら東北を思うというもの。この活動は、京都から全国へ広がり仙台市でも毎月開かれている。能登半島地震から1年となった先月は、東北ではなく能登半島地震の被災地がテーマになった。
先月11日、仙台市で開かれたきっかけ食堂。能登で水揚げされたブリとイカの刺身や、特産の魚しょう「いしる」を使った「いしる鍋」など、能登産の食材を使った料理が提供されている。集まった30人ほどの客が舌鼓をうった。もともと東日本大震災の支援のために始まった「きっかけ食堂」は京都、東京、仙台で、今も毎月開かれている。仙台の運営メンバーの一人、佐々木彩乃さんは東京出身で、この取り組みを通じて東北に興味を持ち、宮城県に移住した。今回は能登産の食材を使おうと決めた佐々木さんたち。「仕入れ」のため、能登の生産者を訪ねた。石川・珠洲市で昔ながらの塩作りをしている会社では話を聞きながら、その場で仕入れた。食材を深く知るとともに、それを作る「人」との関係も大事にしている。輪島市では、未だ壊れたままの家、ブルーシートのかかった家が目立っていた。輪島市で訪ねたのは、サツマイモを作っている農家の下野昭治さん、沙綾香さん夫婦。
仙台に戻り、きっかけ食堂当日。輪島市の下野さんのサツマイモは「さつまいもサラダ」「さつまいもとちくわの塩バター炒め」にした。佐々木彩乃さんは、能登で会った人や見たものを写真で報告する。サツマイモ農家の下野さん夫婦もオンラインで登場し地震当時のことを語った。


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