ニュースウオッチ9 (ニュース)
広い範囲で雪を降らせている今シーズン一番の非常に強い寒気。さらに帯状の雪雲を作り出すJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の影響で、北陸や新潟県を中心に大雪となっている。雪が強く降る中、足元に気をつけながら登校する子どもたち。朝から雪かきに追われていた。午後になっても雪は降り続けた。石川・白山市では、除雪車が道路に積もった雪をかき分けていた。観光名所・岐阜・白川村も一面が真っ白。能登半島地震の被災地にも雪が積もった。北陸へ向かう空の便にも影響が出ている。大雪の取材班が乗っていた羽田発−小松空港行きの機内。小松空港の上空まで来たが着陸できず、30分ほど待機。着陸は難しく、羽田空港に引き返すことになった。小松空港の滑走路は、1日前の同じ時間と比べると雪に覆われているのが分かる。
北陸地方では、交通影響が広がっている。大雪による車の立往生を防ぐため、国土交通省近畿地方整備局などは、北陸自動車道や福井県〜滋賀県にかけての国道8号などをきょう午後6時から通行止めにした。北陸自動車道で通行止めになっているのは、福井・丸岡IC〜滋賀・長浜ICの間。除雪作業を進めることにしているが、解除の見通しは立っていない。