- 出演者
- 廣瀬雄大 鈴木奈穂子 博多大吉（博多華丸・大吉） 博多華丸（博多華丸・大吉） 駒村多恵 的場浩司 榊原郁恵
オープニングの挨拶の後、朝ドラ受けをした。ゲストは、榊原郁恵さん、的場浩司さん。
今日は夫や妻と「死別後の人生」を特集。生活や住まいのサポートなども伝える。番組が取材した瑛子さん（仮名・69）は、夫と2年前に死別し、3年近く経つ今もふとした瞬間に気持ちが乱れる。近い家族には涙を見せられないと話す。いま、同じように伴侶を亡くした人の本を読むことで心穏に過ごすことができる。
榊原郁恵さんは、いまのVTRの瑛子さんと全く同じで、ふとした時に寂しさがぐっときて、それを子どもたちにも言えず、受け取れられない時間もあると明かした。パートナーと死別された方の集まりを主催する小谷みどりさんがスタジオに登場。自身は夜心臓が止まって朝ベッドで亡くなっているのが発見され、小谷さんは夫がずっと出張に行っていると思ったという。小谷さんは没イチという言葉を積極的に使っている。
1年前に夫を亡くした竹本澄惠さん72歳を取材。車の免許は返納し、娘が買ってくれた電動自転車が相棒。夫婦2人で乗った車は手放した。今は3階建ての一軒家にひとりで暮らしている。2人は友達みたいな夫婦だったそう。死別後、しばらくは泣いて過ごしていた。10年来の友人るりさんは、竹本さんより早く夫を亡くしている。今、ひとりで生きる暮らし方を確かなものにし始めている。2人で暮らしていた頃は外食も多かったが、ひとりになったあとは適当に済ませる食事に侘しさを感じ、逆に積極的に台所に立つようになった。すると、料理が大切な時間になったという。体重も減り、今が一番体調が良いそう。子どもや友人に電話がしづらい夜はAIが話し相手になってくれる。
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- 竹本春巳
榊原郁恵さんは、経験されている方はみんな同じようになんてことないような話をする相手がいないことにめちゃくちゃ寂しさを感じると話した。小谷さんがひとりになってから大事だと思っている4点は、テクテク（運動）・カミカミ（食事）・ニコニコ（友達と話して）・ドキドキ（新しいことに挑戦）。同じ体験をした人だからこそできる会話・情報交換がある。高齢になっての一人暮らしを乗り切るには、スマートウォッチも役立つ。緊急時に子どもや119などに通知が届く。取材する中で、模様替えした人も結構いた。
4年前に妻と死別した佐藤さん（仮名・73）を取材。妻は庭先で突然倒れ帰らぬ人になった。あっという間の出来事に、未だに気持ちの整理がついていないという。5人の子どもたちを育て上げるため、現役時代は必死で働き、家のことは妻に任せていた。仕事も子育ても落ち着き、これからは夫婦2人で思っていた矢先のことだった。すべての家事を1人でやらなければならなくなり、取り込んだ洗濯物は、畳んでリビングにそのまま。子どもたちからは、毎日ようにSNSで連絡が届き、料理が得意でない佐藤さんを見かねて料理も送ってくれる。家のこともままならない今、こもりがちな日々を送っている。
的場さんは佐藤さんの気持ちがすごく分かると話し、自分も同じ境遇になったときに日常生活を取り戻せる自信がないと明かした。小谷さんは、夫の方は自分が先に死ぬと思っているためひとりになることを想定していないと話した。妻に家事を任せきりの場合、自分の面倒も見られず引きこもりがちになる男性が多い。視聴者からのお便りを紹介。夫や妻と死別した後、新しいパートナーを見つけて暮らす人もいる。地域包括支援センターが高齢の一人暮らしをサポートしている。保健師・社会福祉士・ケアマネージャーなど専門的なサポートにもつなげてくれる。
佐藤さんが家から徒歩15分地域包括支援センターを訪れた。今一番困っていることを相談。しゃべる相手がおらず、人とのつながりを希望した。提案されたのは、地域の人たちで集まり行われる趣味サークル。音楽好きだという佐藤さんは、レコード喫茶に目を留めた。思い切って見学することに。こちらでは、地域包括支援センターでは、家事支援・介護サービスなどのサポートも受けられる。
地域包括支援センターによっては、業務が逼迫しているところもあるため、事前に相談ができるか問い合わせたり、市町村の福祉窓口なども視野にいれると良い。VTRの佐藤さんはレコード喫茶に行ったそうで、「懐かし歌が聞けました。次回も行ってみようと思います」とコメントしている。家事で困る方もいて、助けになるのが介護保険制度に基づいたサービス・活動事業。家事支援、生活支援、運動やレクリエーションを行うなどのサービスが受けられる。料金は市町村ごとに定められる。対象は要支援1・2または65歳以上で基本チェックリスト該当者など。
いま広がっているのが高齢者食堂。都内に30か所以上ある。番組が取材した食堂では野菜をふんだんに使ったメニューにしている。一人暮らしだとご飯を作らずパックご飯や惣菜などで済ませる人が多い。視聴者からのお便りを紹介。今は家族会の集まりに参加し、毎日激に忙しくしている方がいいなどと紹介された。榊原さんに勇気をもらったという声も寄せられた。
前線や低気圧に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で東海から九州にかけての広い範囲で大気の状態が非常に不安定になり、東海では猛烈な雨が降ったところがある。関東や東北でも台風2号から変わった熱帯低気圧の影響で、明日にかけて激しい雨が降る見込み。気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などに十分注意するよう呼びかけている。
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- 気象庁
ことしの原子力白書がまとまり、原子力を活用していくには人材確保が課題だとして、IAEAの取り組みを紹介するなど、政府に対して女性が活躍できるようにする取り組みなど積極的な対策を求めている。東京電力 福島第一原発事故の後、多くの事業者が十分な人材確保ができず経験や技能の継承が難しくなっているとしている。
全国の気象情報を伝えた。
夫や妻との死別で特に困ったことは病気になった時。6年前に夫を亡くした淳子さん（63）。淳子さんの心の拠り所となっているのは生前夫が20年以上続けていた畑。毎日1時間余り、畑を手入れする時間が楽しみになっている。淳子さんは夫の死から2年後にがんが見つかり、抗がん剤治療を受け、入院のたびに身元引受人と連帯保証人の署名を求められることに困った。近くに住む娘や姉に頼むことができたが大変だったそう。
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厚生労働省としては保証人がいないからといって入院などを拒んではいけないとしているが、実際は保証人を求めるところが多い。保証人がいない人は、医療ソーシャルワーカーや社会支援室に相談も。保証人に困るケースは、賃貸契約を結ぶときや介護施設に入所するときなど。身元保証・生活支援・死後事務など高齢者等終身サポート事業は数十万～200万円ほど。高額なため、余裕のある人に利用が限られ、苦情も国民生活センターに寄せられている。国もガイドラインを去年策定した。
5年前に夫と死別した和子さん（仮名・83）を取材。現在一人暮らし。部屋には今も夫のお骨がある。お墓は金銭的に難しいと考え断念した。夫の死後、家計が悪化した。現在は年金が月に約4万円。暮らしが立ち行かなくなり、区役所に生活保護の申請をすすめられた当時の家賃は6万5000円、生活保護の家賃補助の上限額は月4万5000円。そんな和子さんの力になってくれたのは居住支援法人。高齢者や障害者など住まいの確保が難しい人の物件探しをサポートしてくれる。入居後の見守りもしてくれている。
VTRの和子さん（仮名）は生活保護を受けるのが恥ずかしいと言っていたが、国民の権利なので恥ずかしいと思う必要もないし、受けたことで自分の生活が立て直せたと小谷さんは話した。申請は近くの福祉事務所でできる。前提として、一人暮らしの高齢者が賃貸を借りにくい。居住支援法人の利用は、自治体窓口 地域包括支援センター 社会福祉協議会に問い合わせて申し込んだり、国土交通省や都道府県が公表しているHPから問い合わせたりすることもできる。相談は基本的に無料。また、住まい確保に関する法律「住宅セーフティネット法」の改正が去年行われた。視聴者からのお便りを紹介。時間は解決してくれない、遺品整理にフリマをしているなどの声が寄せられた、
山梨・甲斐市から国産のアーモンドを紹介。こちらの農場は山の斜面にあり、上からの風、下からの風を通るようにして湿度を下げるよう工夫している。緑色のグリーンアーモンドがあり、渋抜きをすれば美味しい料理になる。県内では料理人などがグリーンアーモンドを使った料理を作っている。
「あじの梅だれがけ」を調理。3枚におろしたあじに塩をして両面1糞30秒間ずつ焼いて取り出す。たたいた梅干し・酢・てんさい糖で梅だれをつくる。オリーブ油でパン粉を炒め、きつね色になったらあじにかけて、細ねぎ・青じそ・みょうがの細切りをのせて梅だれをかけたら完成。