- 出演者
- 加藤紀子 渡部峻 宮崎由加
メガネの企画、製造、販売を自社で行うメガネ小売企業のオンデーズは北海道から沖縄まで257店舗を展開している。また世界13カ国と地区で550店舗以上を展開している。2023年3月期の売上は340億円に。従業員数は4000人の大手メガネメーカー。元々はビックカメラの子会社だったが、メガネを最速20分でお渡しするサービスなどで発展していたが数年前までは大赤字で2007年には14億円という負債を抱えており倒産すると言われていたが売上が徐々に回復した。その立役者は当時30歳で会社を買収し社長となった田中修治さん。倒産寸前の会社を買収した理由にはお金も家柄も学歴もない20代の若者だった自分がチャンスをつかもうと思ったら皆が嫌がる部分に手を突っ込む必要がありチャンスが回ってこないように感じたという。勢いだったというが企業再生案件を含む10種以上のビジネスを経験していた。メガネ業界に飛び込んだのは明確な理由があったという。当時メガネ業界で一番大きい場所を聞くとバラバラな答えが帰ってきたという。それに面白さを感じ、会社を買収し乗り込んでいこうと思ったという。
OWNDAYSの社員は新しい社長に関して、期待する人もいる一方でやばいやつと思っていたという意見もでた。当時20億円を売り上げていたが、10年後には220億円に。今も右肩上がりに成長を続ける。田中さんは就職したことがないと答え、大学にも行っていなかったという。20歳のときに潰れた喫茶店があると言われ、当時マンガ喫茶がない時代にマンガ喫茶を提案した所当たったという。そうしたことをしていくうちにOWNDAYSの経営陣に声をかけられ、社長にならないかと誘われたという。その買収額は0円だったが、負債額も赤字もあり倒産したほうがマシという中で買収したと答えた。さらに14億円の負債がありながら社長に就任した原動力は彼の幼少期に秘密があった。家は貧乏だったというがお金持ちになりたいという気持ちが強かったという。自分の親が財布の中身を気にして計算しながら物を購入していたが、友達の親はそれを気にせず購入していることに羨ましさを感じたというが財布の中身を気にしないで買い物することが自分の中のお金持ちで、それになれれば何でも良かったと答えた。しかしそうなりたいと目指した道がボクシングの世界チャンピオンで学校に行かなくなり道を踏み外してしまったという。さらに周囲が親の家を継ぐなどしていて、大企業に就職するという考えは頭になかったと答えた。
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田中さんはオンデーズの社長に就任してからの改革については最初に行ったのはスーツを着ないこと。メガネ屋はダサいというイメージがあったというが、店頭の社員はスーツではなくロゴの入ったパーカーを使用している。さらにおしゃれアイテムとしてはメガネ屋ではなくアパレルというカテゴリーにすれば売れると思ったという。最近ではファーウェイとコラボしたスピーカー内蔵メガネを開発。耳を塞がない新しいオーディを体験ができるメガネだという。さらに行った改革はとにかく安くすること。全部半額で売ることにし、2500円で販売した。オープンにあわせてのキャンペーンだったが客が殺到。店内はお客で溢れ、5日で1000人の集客を記録した。CMもできなかった当時、大きな宣伝効果に繋がった。閉店セールを行い、新しく店舗をかっこよくしたというがこの奇抜なアイディアでイベントは大成功。オンデーズ躍進の足がかりに。
オンデーズではリモート視力測定ができるという。スタッフはモニターになっていて本社と繋がっている社員と視力測定ができる。店舗にスタッフがいなくても対応が可能。測定スタッフは職人で数年かけて培われていくものだが、会社はどんどん店舗数を増やさなければいけないというのに人手不足などが重なり、現場を回すために考えた策がリモート視力測定だったという。またリモートにすることで、商品だけを取りにきたお客の対応も待たせずにできるようになったという。田中さんはめがねを半額にしたことについては倒産寸前なので仕方がなかったという。またメガネ屋は暇なことが多く、仕事の優先順位がわからなかったが忙しくなればそれが判明するのでそれを先にやろうと考えたという。
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ふるさとの未来の次回予告。
エンディング映像。アンジュルムのRED LINEのMVが流れた。
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