2024年8月6日放送 15:45 - 19:00 フジテレビ

イット!

出演者
梅津弥英子 パトリック・ハーラン 木村拓也 宮司愛海 立石修 青井実 梶谷直史 
しらべてみたら
パリ五輪の知られざる名場面

今回は日本であまり報道されていない外国人選手のスーパープレーと知られざる物語を調べてみた。今大会から採用されたカヌースラロームの新種目カヤッククロス。4人の選手が同時にスタート。激流のコースを下りながら各所に設置されたゲートを正確なパドルさばきで通過しゴールを目指す競技。その最大の見せ場となっているのがカヤック同士の激しいぶつかり合い。東京大会から正式種目となった3X3バスケットボール。試合時間はわずか10分間。1チーム3人で21点を先に取ったほうが勝者となる。スーパープレーを連発したのは世界ランク7位のオランダチーム。バスケットボール3×3男子予選リーグ:オランダ21−16中国。陸上競技の花形女子100m決勝では歴史に刻まれる大番狂わせ。セントルシア・ジュリエンアルフレッドは淡路島とほぼ同じ面積というカリブ海にある小さな島国から女子陸上選手としてただ1人の代表。人口わずか18万人の小国セントルシアのアルフレッド選手が大本命のリチャードソン選手を大きく引き離しての金メダルに輝いた。これが母国セントルシアにとって初めてのオリンピックメダル。

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競泳で生まれた世界記録。男子100m自由形。注目は今年2月に世界記録を更新した中国のハンテンラク。自身の記録を0.4秒も縮める圧巻の泳ぎ。今大会の競泳第1号の世界新記録が誕生。混合4×100mのメドレーリレー。レースは序盤から、米国と中国が一歩も譲らない展開に。3位のフランスは今大会4冠のマルシャン選手が登場するが平泳ぎの金メダリストでも差を詰められない。勝負は最後の自由形。米国、わずかにリードでラスト50mへ。死闘を制した米国が世界新記録。男子1500m自由形決勝では東京大会の金メダリスト米国、B.フィンケが世界を驚かせた。1500mの世界記録更新は実に12年ぶり。

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競技以外でも話題となった選手も。男子シンクロ高飛込で5大会連続の出場を果たした英国のトーマスデーリー。今大会もパートナーとの息の合った演技で見事、銀メダルを獲得。その一方で世界で絶賛されているのはデーリーの特技。競技の合間にセーターなどを編むことから編み物王子の愛称で親しまれていて東京大会でも胸に「東京」の文字が入ったカーディガンを編み上げていた。今大会、自身のSNSで披露した新作が青地に白い文字で「PARIS」と書かれたセーター。ゴルフでも、今大会スーパープレーが続出。スーパーショットで観客を沸かせたのが台湾のユケビン。本人も驚きのイーグルショット。卓球のスーパープレーを紹介。男子シングルス決勝。この激闘を制し金メダルに輝いたのは中国のハンだった。

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射撃では、個性的な選手たちが世界的な話題になった。女子10mエアピストル決勝に出場した韓国のキム・イェジ。射撃用の眼鏡をかけてピストルを撃つその様が映画さながらのクールさと話題に。実力もすごく今年5月にワールドカップで世界新記録を出したばかり。韓国メディアによると5歳の娘がいるお母さんだそう。10mエアピストル混合決勝。もう1人、世界的注目を浴びた選手がトルコのユスフディケチ。カジュアルな、いでたち。多くの選手がベルトを左手で握り専用の耳当てや競技用メガネを着ける中、ディケチが使うのは小さな耳栓だけ。しかも左手はポケットに入れるというラフなスタイル。それなのに次々と的の中心部分に命中させるすご腕。見事、銀メダルを獲得したトルコ代表。トルコメディアなどによるとディケチは憲兵隊に所属しながら2001年からスポーツ射撃を始めた。SNSで一躍、時の人となっていることについてディケチは「私も驚いた」とコメント。

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予測不可能なレース展開が魅力のBMXレーシング。およそ400mの起伏が激しいコースを8人で激走し、誰よりも早くゴールすることを目指すエキサイティングな競技。この競技で女子の金メダルの大本命となっていたのがオーストラリアのサカキバラ。母親が日本人で、2歳から6年間東京・府中市で過ごしたという日本にゆかりのある選手。メダルが期待された東京オリンピックでは準決勝で痛恨のクラッシュ。14位という結果に涙をのんだ。運命の決勝戦、3年越しの金メダル。全レース1位の完全優勝で悲願の金メダルとなった。同じ自転車競技のBMXフリースタイル女子パーク決勝では中国のトウガブンが次々とビッグトリックを決めて見事に金メダルを獲得。その一方で、メダルには届かなかったものの世界中のファンの胸を熱くしたもう1人の中国人選手が20歳のソン・カキだった。

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(ニュース)
“最強の兄妹”の兄語る阿部家秘話

つい先ほど、五輪の戦いの地・パリから柔道代表の選手たちが帰国した。男子66キロ級で2連覇した“最強の兄”阿部一二三は金メダルを、妹・阿部詩は複合団体の銀メダルをさげている。実は、この最強きょうだいにもうひとり、お兄ちゃんがいた。それは、阿部一二三と阿部詩の兄・阿部勇一朗さん。イット!の取材に応じてくれた。涙あり笑顔ありの阿部家の秘話を話してくれた。

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イット!のインタビューに応えてくれたのは、柔道の“最強きょうだい”阿部一二三と阿部詩の兄・阿部勇一朗さん。弟は“日本柔道のエース”阿部一二三、妹が阿部詩という阿部家の長男・阿部勇一朗さんは、共通点について「顔全体が似ているんじゃないか」と話す。3人の顔を見ると、二重や鼻や口がそっくり。両親とともにパリで2人を応援した阿部勇一朗さんは、男子66キロ級で弟の阿部一二三が優勝を決めると、父親に続き自分も両手を上げて喜びを爆発。そして、偉業を達成した弟に向けて拳を掲げた。阿部勇一朗さんは「会場で応援できて、すごくうれしかった。声も届くので声を出しすぎて枯れちゃった」と話す。一方、妹・阿部詩がまさかの敗退を喫して泣き崩れるシーンでは、観客席で阿部勇一朗さんが、父と母と並んで励ますように拍手を続けていた。その後、敗退を喫した阿部詩は兄・阿部勇一朗さんの目の前で、おにぎりをパクリ。このおにぎりにも秘話が…。阿部勇一朗さんは「おにぎりは両親が作っていた。ゆかりとかだと思う、ふりかけちょっと硬かった」と話す。小学校時代に2歳年下の弟・阿部一二三と同じ道場で柔道を始めた兄・勇一朗さんは、中学時代に柔道から離れた後も2人を支えてきた。阿部勇一朗さんは「何か特別なサポートをしてるわけではない。家族として兄という立場で接していました」と話し、涙を流した妹・阿部詩にも特別な言葉はかけなかったという。その理由について、勇一朗さんは「僕の中では結果がどうあれ、妹が妹である分には変わりない。お疲れさま、頑張ったねという言葉くらいだった」と話す。先ほど帰国した柔道日本代表の選手たちに、集まった人からは惜しみない拍手が送られた。

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レ・ミターン通信
田中希実(24)1500m準決勝進出

土井レミイ杏利スペシャルキャスターが、最新のオリンピックニュースを紹介する。日本時間午後5時過ぎに行われた陸上の女子1500m予選。予選1組目に登場した田中希実は、スタート直後から先頭に立ちレースを引っ張る。その後、他の選手に抜かれるが、上位をキープしてラスト1周。この時点で4番目の田中希実は、上位6着に入れば準決勝進出が決まる。しかし、ラスト200m、準決勝進出ラインとなる6番手あたりにつけていた田中希実は、他の選手と接触しバランスを崩してしまうアクシデント。大きく順位を落してしまった田中希実は、この組の11着。直後のインタビューでは大粒の涙を見せ「ここでは絶対に終わらないです」と話していた田中希実だが、その後、審判による救済で準決勝に進出することが発表された。

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競泳・池江璃花子(24)笑顔で帰国

競泳の池江璃花子が笑顔で帰国。3度目の五輪を終え、集まった人々に手を振って応えた池江璃花子。パリ五輪では2大会ぶりに個人種目に出場したが、決勝進出はならなかった。レース直後には悔し涙を見せたものの、すでに視線は4年後を見据えている。池江璃花子は「レース直後のインタビューでは、すごく自分の感情も整理できてないままでのインタビューではあったので、去年よりは少なくとも成長しているなと思えた部分もあったし、自分の可能性をこれからもちゃんと信じ続けて、ここで諦めずにまた4年後に向けて再始動できたらなと思います」と話し、悔しさと成長を感じた五輪だったようだ。

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感謝を伝えたくなるメルシー!プレー

土井レミイ杏利スペシャルキャスターが、パリ五輪で日本選手が見せてくれた“メルシー(ありがとう)”プレーを紹介。激闘の末、パリ五輪初勝利を収めた水球男子ポセイドンジャパン。勝利の立役者は“水球の若きエース・稲場悠介。稲場悠介は次々をシュートを決め、チーム最多の6得点をマーク。稲場悠介の鮮やかなシュートに、海外の観客たちも立ち上がって拍手をした。

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日本新記録が生まれた自転車のトラック種目・男子チームスプリント。この種目は1チーム3人で3周を走り、1周ごとに先頭の自転車が抜けていき、最後の1人がゴールしたタイムで競う。日本の男子チームスプリントのメンバーは、長迫吉拓・太田海也・小原佑太の3人。最後の走者は、一緒に走った仲間の思いを背負って全速力で駆け抜けていく。

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そっくり?日本破ったイタリア選手

土井レミイ杏利スペシャルキャスターが、とっておきのパリ五輪情報を紹介する。バレーボール・男子準々決勝で日本と対戦したイタリア代表の選手が、“ある理由”で話題になっている。そのイタリア代表の選手は、セットポイントを決めて雄たけびをあげていたダニエレラビア。ダニエレラビアはアウトサイドヒッターで日本の壁となっている得点源だが、土井レミイ杏利にそっくり。SNSでも“レミたんのドッペルゲンガー!?”“引退してバレーボールやってたのか”と話題になっている。土井レミイ杏利スペシャルキャスターは「僕もこの試合が終わった後に、めちゃくちゃDMが届いていて、ちょっと責任を感じています」とコメント。バレーボールだけではなく、体操のオランダ代表・カシミール・シュミット、ハンドボールのクロアチア代表・イバン・マルティノビッチも“レミたんにそっくり”と話題になっている。このあとも“隠れレミたん”の活躍が、あらゆる競技であると思うので注目。

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今夜の注目競技 レミたんがお届け!

パリ五輪の今夜の注目競技を、フジテレビ系パリ五輪メインサポーターの土井レミイ杏利スペシャルキャスターが紹介。レスリングなど。

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(金)期待!今夜スケボー女子パーク

今夜、パリ五輪のスケートボード・女子パークの予選と決勝が行われるコンコルド広場は、人が増えて音楽もかかり始めて賑わいをみせている。スケートボード・パークは、3回のランのうち高得点1つを採用して競う。ストリートとは違って、一度ボードを降りたり転倒した時点でランは終了となる。スケートボード・女子パークには日本人3選手が出場するが、注目点について、2大会連続で五輪解説の松井立さんは「ケガを乗り越えた四十住さくら、安定度抜群の開心那、日本で一番勢いのある草木ひなの。そこに東京五輪・銅メダルのスカイブラウンと“オーストラリアの超新星”アリサトルー。この5人の“五つどもえの戦い”が注目。ケガを乗り越えたというのが一番大きくて、このトップの中でトリックの難易度や技術を維持するのは並大抵のことではない。開心那は一見地味に見えるんですが、やっている側からすると職人芸がめちゃくちゃすごい。一番速いスピードでグルグル回って一番激しいスラムもしていましたし、今回、この五輪にかける思いはすごく熱いものがある。スカイもアリサも日本にゆかりのある選手なので、この“五つどもえの熱い戦い”に期待しています」と解説。

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(気象情報)
気象情報

関東の気象情報を伝えた。

(エンディング)
エンディングトーク

バレボールについて梅津弥英子は「勝ってほしかった」などと話した。

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