2026年9月8日放送 10:05 - 10:55 NHK総合

キャッチ!世界のトップニュース
ベトナム 豊かさが変えた犬猫文化

出演者
望月麻美 江原啓一郎 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
ドイツ メルツ首相 “改革路線維持”/ドイツZDF

ドイツ東部の州の州議会選挙で極右団体に認定された政党「ドイツのための選択肢」が第1党に躍進したことについて、メルツ首相は衝撃を受けたことを認めたうえで州政府の成立に向けてはこの政党に協力しない姿勢を改めて強調した。極右団体に認定された政党が州の政権を担うことになれば第二次世界大戦後、ナチス時代の反省から寛容さや多様性を重んじてきたドイツでは初めてとなるだけに今後の対応が注目される。

キーワード
ドイツのための選択肢フリードリヒ・メルツ第2ドイツテレビ第二次世界大戦
“私たちは歴史から何も学んでいない”/フランスF2

「ドイツのための選択肢」がドイツの州議会選挙で第1党に躍進したのに対し、保守系の現与党は惨敗し党を率いるメルツ首相は「ひどくショックを受けた」などと述べた。7日、ベルリン市内でも衝撃が広がっていた。数千人の反対派がデモを行った。参加者は「私たちは歴史から何も学んでいない」などと語った。元販売員のジークムント氏は東ドイツへの郷愁を呼び覚ます青のスクーターに乗って選挙活動を行い、SNSで大人気となった。反移民、親ロシア、気候変動懐疑派など過激な政治思想を掲げ、ドイツで最も危険な人物と雑誌「シュピーゲル」が評するほどだ。支持者の庭師の男性は「それはフェイクだ」と話す。1945年以来、極右の政党が政権を握った例はない。

キーワード
France 2ウルリヒ・ジークムントデア・シュピーゲルドイツのための選択肢フリードリヒ・メルツベルリン(ドイツ)
「ドイツのための選択肢」躍進の影響

「ドイツのための選択肢」がザクセン=アンハルト州で躍進し第1党となったことはドイツ国内、ヨーロッパに衝撃を広げている。「ドイツのための選択肢」の躍進はドイツ政治の“タブー”崩壊につながりかねないと受け止められている。ドイツでは第2次世界大戦後、ナチス時代の反省から寛容さや多様性を重んじてきた。極右団体に認定された政党が州の政権を担えば、ドイツでは戦後初めてとなる。今後の焦点は連立の行方。「Brandmauer=防火壁」戦略とは第2次世界大戦後、ナチス時代の反省から極端な勢力に権力を握らせないために主要政党は極右政党とは連立を組まないというコンセンサスのこと。第2党となった与党で中道右派「キリスト教民主同盟」は州政府の成立に協力しない姿勢を示している。一方、議席を得ることになった左派「ザーラ・ワーゲンクネヒト同盟」は防火壁戦略を重視しない姿勢を明らかにし、「ドイツのための選択肢」との協力の可能性を排除していない。ドイツでは今月20日にメクレンブルク・フォアポンメルン州とベルリン州で州議会議員選挙を控え、これらの選挙でも「ドイツのための選択肢」の躍進が予想されている。支持率が低迷しているメルツ首相がさらに求心力を失う事態になりかねない状況。

キーワード
キリスト教民主同盟ザクセン=アンハルト州(ドイツ)ザーラ・ワーゲンクネヒト同盟ドイツのための選択肢フリードリヒ・メルツベルリン州(ドイツ)メクレンブルク・フォアポンメルン州(ドイツ)国家社会主義ドイツ労働者党第二次世界大戦

今回の結果はヨーロッパにも衝撃を広げている。ドイツ以外の各国でも極右や右派ポピュリストの政党が台頭している。アムステルダム大学の研究チームが行った調査で1989年1月~今年5月までのヨーロッパ31か国の選挙結果について分析したところ、今年は5月までの国政選挙で極右や右派ポピュリストの政党の得票率は計約23%。10年前の約11%に比べると2倍以上になっているほか、この数年で増加していることが分かる。ヨーロッパでは今後も今月にはスウェーデン議会選、来年にはフランス大統領選など重要な選挙が続く。極右政党は経済格差を批判するとともに、寛容な移民・難民政策やウクライナ支援に否定的な立場を取っている。その台頭はヨーロッパの外交安全保障戦略の今後の行方に大きな影響を与えうるもの。同時に中道の政党が民主主義への脅威だと批判してきた極右政党が有権者にはそのように受け止められない状況がさらに広がる可能性もはらんでいる。

キーワード
アムステルダム大学ドイツのための選択肢ナイジェル・ファラージマリーヌ・ル・ペンリフォームUK国民連合
移民受け入れ反対 英ポーツマスで激しいデモ/イギリスBBC

イギリス南部のポーツマスではフランスから120人余の移民がボートで海峡を渡って上陸したことをきっかけに、移民の受け入れに反対する激しいデモが発生した。数百人のデモ参加者が移民を移送するバスの出発を阻止しようと道路を封鎖して警官隊と衝突し、警察官数人がけがをした。警察が解散命令を出したことでおおむね平和的だったデモが終了した。地元の人々からはデモを支持する声が多く聞かれた。政府はこれらのデモを非難した。この1年で海を渡ってイギリスに来る移民は43%減少しているものの、対処すべき脅威と見ている人がまだ多くいる。

キーワード
ポーツマス(イギリス)英国放送協会
ロシア・北朝鮮国境 初の車両用の橋/ロシアTV

ロシアと北朝鮮の国境の川に初めて車両が通行できる橋が完成し、きのう現地で式典が行われた。両国は北朝鮮がウクライナに軍事侵攻を続けるロシアに兵士を派遣するなど軍事面を中心に関係を強化している。ミシュスティン首相は「橋の名称がキム・イルソン主席を助けた旧ソビエト軍の軍人ヤコフ・ノビチェンコさんにちなんで付けられたのは象徴的だ。この橋は両国の友情を象徴し、これからも両国に貢献するものだ」などと述べた。

キーワード
キム・イルソンソビエト連邦軍パク・テソンミハイル・ミシュスティンヤコフ・ノビチェンコ全ロシア国営テレビ・ラジオ放送会社
ロシア・北朝鮮 結ぶ 車両用橋 完成の意味は

4年半前にロシアによる軍事侵攻が始まって、ロシアと北朝鮮が軍事面での協力関係を強めてきていた中での橋の完成となった。橋は両国の国境を流れる川トゥマンガンに架けられた。橋の建設はおととし、プーチン大統領が訪朝時にキム・ジョンウン総書記と合意していた。一方、ロシアによるウクライナ侵攻後、北朝鮮はロシアに兵士を派遣しているほか弾薬やミサイルを供給している。ロシアから見返りに軍事技術の提供を受けていると指摘されている。両国の間にはすでに鉄道が通っているほか、ウラジオストクと平壌の間で航空機が運航している。両国は経済分野での協力拡大に期待を示しているが、初めて車両が通行できる橋が両国の間で完成したことを受けて、ウクライナの人権団体は「橋が将来的に北朝鮮の兵士や軍事物資、ロシアの軍事技術の新輸送ルートになる」という見方を示し警戒している。ロシアと北朝鮮の協力関係の深まりは日本を含む北東アジアの安全保障に直結するため、今後も注意深く見ていく必要がある。

キーワード
ウラジオストク(ロシア)ウラジーミル・プーチンキム・ジョンウントゥマンガン平壌(北朝鮮)
BIZ キャッチ!
韓国 米投資第1号 ガス火力発電所建設へ/韓国KBS

韓国が2国間の合意に基づきアメリカに投資する第1号プロジェクトが、テキサス州のガス火力発電所の建設事業に事実上確定したと韓国KBSが伝えた。急増するAIデータセンターの電力需要に対応するためのもので、投資規模はおよそ220億ドル。

フォルクスワーゲン工場売却 防衛品生産に転換か/ドイツZDF

フォルクスワーゲンが経営再建策の一環として、来年ドイツ北部の工場をイスラエルの投資会社などに売却することで基本合意したと発表。売却後この工場では対空防衛システム・アイアンドームの製造で知られるイスラエルの防衛企業から発注を受ける見通し。

ワールドEYES
特集 急成長ベトナム 変化する価値観

ベトナムの1人あたりのGDPは、10年で2倍以上に増加し、価値観が変化している。かつて、ホーチミン市には「犬肉通り」と呼ばれるほど犬肉料理が盛んな場所があったが、客離れが進んでいる。ベトナムでは古くから犬や猫を食べる習慣があったが、経済成長に伴いその文化は廃れている。先月ホーチミン市で行われたペットイベントには、企業など約100社が出店し、来場者は過去最多の1万人を超えた。ペットブームで犬や猫を家族のように迎える人が増え、人々の意識が変わっているという。また、ハノイ市では、7月から、基準を満たさない小規模な食肉処理場の営業を禁止した。犬・猫肉で生計を立てていた人は、廃業に迫られるなどの対応に追われている。NPOは1年間で25軒の業者の転業を支援したが、安定した収入確保や技術習得などに課題があるという。

特集 急成長ベトナム 薄れゆく犬猫食

ハノイから中継。都市部では犬や猫を家族の一員としてとらえる人が増えている一方で、犬や猫の肉を食文化のひとつととらえて今も食べ続けている人がいる。行政の取り組みも大都市に限られており、地方では今も犬や猫の肉を売る業者が営業を続けている。ハノイ市は転業支援などの対策の成果をアピールしているが、取材したフオンさんによると新しい仕事を始めるまでには至っていないという。政府としてはハノイをより近代的・国際的な都市としてアピールしたい考えがあり、また公衆衛生の問題として、ベトナムでは今年上半期だけで狂犬病による死者が40人近くにのぼっている。政府は2030年までにゼロにするという目標を掲げ対策を急いでいる。また犬や猫の盗難や違法な売買が横行していることも問題となっており、社会的な関心を集めている。

(ニュース)
火山灰の影響拡大 8つの空港一時閉鎖/シンガポールCNA

インドネシアの火山で起きた大規模な噴火による火山灰の影響で、主要な国際空港など計8つの空港が一時閉鎖され、現地と日本を結ぶ便でも欠航が相次いだ。地元当局は、火山活動が落ち着いてきたと分析する一方で、今後再び噴火する可能性が高いとして警戒を呼びかけている。

ロシア・カフカス山脈 大規模雪崩で11人死亡/韓国KBS

ネパールに続きロシアでも氷河が溶けて災害が起きた。カフカス山脈で起きた雪崩で登山中の34人が巻き込まれ、11人が死亡し、6人が負傷、6人が行方不明となっている。また行方不明の6人を探すため、当局はヘリコプターなどを導入して捜索を続けている。カフカス山脈では異常気象の影響で万年雪や氷河が溶け、雪崩が絶えない。2002年には巨大な氷河が崩れ、村を襲い、少なくとも120人が死亡または行方不明となり、2023年にはジョージア北部のリゾート地ショヴィで氷河の崩落による土石流で33人が死亡した。カフカス山脈の最高峰・エルブルス山では去年12月と今年1月に1か月感覚で雪崩が発生し、登山者が負傷した。欧州地球科学連合は4年前に温暖化の影響で2000年からの20年間にカフカス山脈の氷河面積が急激に減少していると警告している。

海水温上昇でサメ被害長期化か/アメリカABC

サメが出るのは夏だけだと思われがちだが、10月から11月始めにかけても見られることがある。専門家によると海水温の上昇とその他の環境要因がサメにとって理想の状況となり、秋まで北の海に残る可能性があるということだ。温度と日照時間が関係するとわかった。南に向けていつ移動し始めるのかを左右する。今年の夏アメリカ各地でサメの目撃や遭遇が急増した。カリフォルニア州サンタバーバラ沖のホオジロザメの映像。サメに噛まれて出血したという緊急無線が入った。8月フロリダ州キーウェストでは43歳の男性がサメに噛まれた。2人の看護師を始め周りにいた駆けつけ、止血帯を巻いた。その後沿岸警備隊が到着し、病院に搬送された。数日前にはマーサズ・ヴィニヤードでサメに足を噛まれたと見られる女性がいた。2025年アメリカで発生したサメによる襲撃は世界最多だった。国際的なサメ被害のデータベースによると確認されたのは25件で全体の38%を占めた。バハ半島は海水温が8度から12度高くなっている。カリフォルニア沿岸は4度から7度の上昇で非常に大きな変化でハリケーンの予想に影響するだけでなく、エルニーニョ現象が大西洋のハリケーンの活動を抑え込み太平洋では活発になる。

独首相“極右政党に協力しない”

ドイツ東部の州議会選挙で極右団体に認定された政党「ドイツのための選択肢」が第一党に躍進したことについて、メルツ首相は州政府の成立に向けては協力しない姿勢を強調。

経済情報

為替の値動きを伝えた。

(エンディング)
世界最大級のパレード オランダ

オランダで世界最大級の花のパレードが行われた。およそ90年前に始まったパレードで、町の20の地区が山車を制作し出来栄えを競う。山車はすべてダリアの花で彩られている。

(番組宣伝)
世界で開け!ひみつのドアーズ

「世界で開け!ひみつのドアーズ」の番組宣伝。

歴史探偵

「歴史探偵」の番組宣伝。

1 - 2

© 2009-2026 WireAction, Inc. All Rights Reserved.