- 出演者
- 笑福亭鶴瓶 杉原凜 団長安田（安田大サーカス） 小峠英二（バイきんぐ） 小泉孝太郎 指原莉乃 ヒロミ ゆめっち（3時のヒロイン） 宮近海斗（Travis Japan） 角田夏実 福田麻貴（3時のヒロイン） かなで（3時のヒロイン） 松倉海斗（Travis Japan） ゆいちゃみ ゆうちゃみ
地震発生から約1時間、ビルの傾きが大きくなっていた。男性は落下の衝撃でエレベーターだけが斜めになっていると考えていた。
紀代美さんは息子たちの部屋に行こうとしたが通路が塞がっていた。紀代美さんは押し入れから息子たちの部屋に行くことにした。
エレベーターはビルの3階と4階の間で止まっていた。倒壊までの時間が迫っていた。朝の番組は内容を変更し、最悪の状況が明らかになってきた。役所や病院も大きな被害を受けていた。政府は対策本部を設置し各地で救助の派遣が始まった。男性はエレベーターに閉じ込められ7時間が経過。ドアの上部に左右2つのレバーがありレバーを両手で持ち上げ足で外側のドアに力を込めると開いた。男性はビルから脱出することができた。
1階がつぶれたマンションにレスキュー隊が到着したのは地震発生から9時間後だった。直下型の地震は予想をはるかに超えた被害をもたらした。
幼馴染の恵介さんがよく泊まっていたマンションが気になり、団長は恵介さんの実家に連絡。恵介さんは倒壊したマンションに泊まっていたことがわかった。呆然と立ちすくむ団長の姿が偶然新聞社の写真に収められていた。団長は4日間マンションの前で叫び続けたが恵介さんは遺体で見つかった。
地震は地球を覆うプレートが年に数センチずつ動くことで起きる現象。阪神・淡路大震災は直下型地震で海溝型に比べ震源地が近いため大きな揺れとなった。死亡原因の7割位上が窒息・圧死。犠牲者は6434人にも及んだ。あれから30年、この地震をきっかけに建築基準法も改正し耐震性能の強化も進められた。地震調査も大きく前進し活断層の存在も次第に明らかになった。
日産元会長カルロス・ゴーン被告は金融商品取引法違反容疑で逮捕・勾留され107日後に保釈された。保釈金は10億円。弁護人・家族以外の面会は裁判所へ報告し、指定の住居で生活しなければならなかった。海外渡航も禁止でパスポートは弁護人が管理。通話履歴も管理されPC使用は平日の日中のみ、弁護人事務所のみで使用が許されていた。会社法違反の容疑で再逮捕され保釈金5億円を支払い保釈された。最初の保釈時の条件に加え妻との無断接触も禁止になった。このことが国外逃亡を考えるきっかけになったという。
日産元会長カルロス・ゴーン被告の国外逃亡計画が動き始める。元特殊部隊の男と話し合いプライベートジェット機を使うことに決まった。乗り入れ申請が許可されれば好きな時間に好きな場所まで飛ぶことができる。元特殊部隊の男の息子が日本に来て、逃亡資金を息子が経営する会社に振り込むことを話し合った。もう1人仲間の元軍人の男が日本にやってきた。男は関西国際空港のプライベートジェット専用ラウンジに目を付けた。当時大型荷物の保安検査は機長の判断に任せられていたという。男たちは音響機材を入れる大型の箱を入手。逃亡の前日、元特殊部隊の男の息子が来日し六本木のホテルに入った。ゴーンも六本木のホテルを訪れた。
12月29日、逃亡当日。ドバイからのプライベートジェットが関西国際空港に到着。元特殊部隊の男と元軍人は東京へ向かった。ゴーンはホテルで着替え、品川駅へ。新幹線の自由席で新大阪駅に到着しタクシーで大阪のホテルに向かい、箱に身を隠した。保安検査場を通過し関西国際空港を離陸。トルコ・イスタンブールを経由しレバノンへ。レバノンで逃亡理由を語った。
ゴーン被告は逃亡の協力者に約50万ドルのビットコインを送金。元特殊部隊の男と息子は逮捕された。国土交通省は大型荷物の検査を義務付け保安検査体制を強化している。
2020年、新型コロナウイルスで世界中が大混乱した。多くの国では国民を守るため様々な政策がとられた。持続化給付金という事業者を守る金もその一つ。清掃作業員の女性は犯罪に手を染めることになる。女性には借金があった。知人から教えてもらった説明会場で谷口と名乗る男から説明を聞いた。持続化給付金は月の売り上げが半分以上減ると、個人事業主に最大100万円、中小法人に最大200万円が給されるというもの。清掃会社に勤務している女性は受給対象ではないが、ネットオークションをしたことがあれば申請できると説明された。
ネットオークションをしたことがあれば持続化給付金を申請できると説明されたがそんなことはない。これは詐欺に加担してしまうかもしれない説明会だった。実際に申請が通り給付金が入れば20％の手数料がかかる。詐欺グループのリーダー格の谷口という男はスポーツ万能、成績も優秀だった。高校卒業後はバーに勤務し、その後地元で小さなバーやショットバーを開いた。不動産業も始め、結婚し子どもも設けた。コロナ禍で手数料を取り申請を肩代わりするという給付金詐欺を始めた。清掃員の女性は谷口に言われた通り確定申告書に名前・住所を書きありもしない売上先・仕入先も書いた。書類を提出し免許証・通帳のコピーも詐欺グループに渡したところ、後日100万円が振り込まれた。女性は持続化給付金を不正受給、詐欺にあたる。
女性は持続化給付金を不正受給した。これは詐欺にあたる。女性は谷口に20万円を振り込み残りは借金の返済に充てた。谷口らが受給対象にない人たちを誘い申請した件数は1800件ほど、被害総額は9億6000万円にのぼったとされる。持続化給付金の不正受給者が逮捕され始めたが、女性は金は使っていて返せなかったという。谷口のもとには手数料の返金を求める声が殺到し、谷口はインドネシア・スマトラ島に逃亡した。谷口は日本で逮捕された。
谷口は養殖場を借り食用ナマズを育て始めた。谷口は去年3月懲役7年の実刑判決が確定。経済産業省は給付金を返金しない者に対してホームページで実名・所在地を公表している。しかし481人が未返金となっている。
ザ！世界仰天ニュースの次回予告。
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