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山縣亮太が32歳で再び9秒台を目指す復活への挑戦をお届け。
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- 布勢スプリント2021
オープニング映像。
昨年12月に母校でトレーニングを行っていた山縣亮太。この時レースから遠ざかって7ヶ月。この日のメニューは持久力アップのための300m走。目指すは40秒で、反対方向にトラックを走る逆走も行ったが、その狙いは右足に体重が乗せられないという。復活へと歩み始めたが、頭角を現したのは2012年のロンドン五輪。当時大学2年生で20歳の山縣は、日本人五輪最速の10秒07を記録し、準決勝に進出。日本初の9秒台へ、山縣の期待は大きく膨らんだ。しかし、翌年には当時17歳だった桐生祥秀が10秒01を記録。9秒台をかけた戦いに陸上界が沸いた。誰よりも先に9秒台へ。自分の走りと向き合い続けた。しかし2017年の日本インカレで日本人初の9秒台を桐生祥秀が記録。山縣は当時の気持ちにいつ出てもおかしくはないと思っていたがその時が来たと感じたという。その後もサニブラウン、小池祐貴も9秒台へ。
山縣は2021年の布勢スプリントで9秒95を記録。未だ破られていない日本記録となった。この年の東京五輪は山縣は日本選手団の主将をつとめ陸上界の顔に。次のパリでも活躍が期待されていた。しかしそのスタートラインに山縣の姿はなかった。ストイックに9秒台を追い続けていたためにその体は悲鳴を上げていた。約半年の休養をすることになったがショックだったという。休養中、一切トレーニングをしておらず0からの再出発。ベテランの域に入った山縣はもう一度9秒台を出したいと答えた。そして山縣が世界陸上に出場したのは2013年のみ。山縣は東京世界陸上にむけて仲田さんに体のケアを依頼。新たなテーマは怪我をしない高負荷な練習をすること。今年1月に山縣は9ヶ月ぶりにスパイクをはいた。
山縣は今年1月に9ヶ月ぶりにスパイクを履いた練習にのぞんだ。走りをいかにコントロールできるかがカギ。久しぶりにはいたスパイクの感触に山縣は部分的にはうまくいったと思う部分と発揮できていないと思う部分を感じたという。
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東京世界陸上の告知。
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- 東京2025世界陸上競技選手権大会
2月に鹿児島のJapan Athlete Games in Osakiに臨んだ山縣。復帰レースは10秒49で優勝した。9秒台のために1歩1歩進んでいきたいとした。
番組はTVerで配信。
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