2024年8月31日放送 10:30 - 11:00 テレビ東京

ブレイクスルー
油の消費量を6割削減!?“脱サラ発明家”の驚きフライヤー

出演者
佐々木明子 真山仁 
(オープニング)
脱サラ発明家の”揚げ物革命”

経済小説「ハゲタカ」をはじめさまざまな人間ドラマを描く小説家・真山仁が未来を切り開く開拓者に迫る。かつて日本の経済成長を支え世界から称賛された製造業だが、90年代初頭にバブルが崩壊。大手製造業は急速に業績が悪化していった。大企業に見切りをつけ定年間近の54歳で脱サラした発明家が74歳となった今、花開こうとしている。人生をかけて開発したのはフライヤー。油の使用量を6割節約できるフライヤーに大手コンビニや飲食店が注目している。

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真山仁
オープニング

オープニング映像。

(ブレイクスルー)
脱サラ発明家の”揚げ物革命”

クールフライヤー会長・山田光二は大手電機メーカーの日本ビクターから脱サラした番組最高齢74歳の開拓者。40年前に購入した自宅は今は事務所兼用。クールフライヤーの特徴:油はねを防止、劣化を防ぎ油を節約。ことし5月にクールフライヤーを導入した川崎市の店を取材。クールフライヤーを導入した店では平均6割ほど油を節約できるというデータもある。現在は個人店を中心に月に20台ほどを出荷。ワタミなどチェーン店でのテストも始まっている。山田会長のビジネスを広げるための壁は、販売台数を大きく伸ばしていくこと。

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クールフライヤーワタミ国産極上ロースカツ&豚バラ煮込みカレー川崎市(神奈川)日本ビクター横浜市(神奈川)

神戸市内にあるクールフライヤーの協力工場ですでに大型機の開発は大詰めを迎えていた。これまで手作業だった油の充填は自動化。最大のポイントは大型化したにもかかわらず、油の温度が下がらない。完成は秋の予定。廃油は炭酸ガスを発生する量が多い廃棄物。山田会長が見据えるのは世界各国に広がる揚げ物の市場。クールフライヤーの大型化を見越してアジアの財閥系企業と接触が始まっている。

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クールフライヤープロメ環境エンジニアリング神戸市(兵庫)

揚げ物で面倒な油はねを抑え使用量をおよそ6割節約する。揚げ物革命を起こした発明家のクールフライヤー・山田光二会長は早稲田大学第一文学部卒業。1974年、日本ビクター(当時)に入社。1976年、日本ビクターは家庭用ビデオVHSを発売。1990年代にバブルが崩壊。2000年代にはインターネットが普及し、デジタル化。ビクターの主力商品は競争力を失っていった。会社の将来に不安を感じた山田は60歳の定年を待たずに脱サラ。第2の人生に挑むことを決めた。2014年に起業し、従業員は現在約10名。知人がフライヤーの開発を頼んできたのが起業のきっかけ。

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クールフライヤー日本ビクター

油はねを防ぐフライヤーで揚げ物革命を起こし第2の人生を切り開いたクールフライヤー・山田光二会長のブレイクスルーとは「経験値と充実感で完全燃焼し続けること」。

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クールフライヤー
(エンディング)
配信情報

テレ東BIZ、TVer、U-NEXTで配信。テレ東BIZではオリジナルコンテンツ配信。小説家・真山仁の深堀りコンテンツも。

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