2024年2月26日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京

モーサテ
【米地銀CRE発の金融ショックはあるか】

出演者
矢内雄一郎 片渕茜 平出真有 中原みなみ 小川佳紀 齋藤恒彦 大槻奈那 
騰落率ランキング
業種別騰落率/先週の下落銘柄/先週の上昇銘柄/

半導体関連が当初利益確定売りに押される中、バリュー株・高利回り株に物色がシフトした。内外の金利上昇も支えに銀行が週明けから買われ、卸売・鉄鋼も週末に向け上げ幅を広げた。一方で前週に急伸した保健の反動売が継続。その他製品は任天堂の急落が響いた。先週の下落銘柄7位のミスミグループ本社は中国景気不信の中、2期連続の減益見通しで約4年ぶりの安値をつけた。中外製薬は今話題の肥満症治療薬を巡り、イーライリリーからのロイヤルティー収入の詳細が明らかになり、期待ほどではなかったとの見方が重荷になった。3位は任天堂。投資家の期待が高かった家庭用ゲーム機の次世代機発売が2025年にずれ込むとの報道が嫌気された。先週の上昇銘柄10位の八十二銀行、京都フィナンシャルグループなどPBR1株割れの地銀株が買われた。大塚商会、レゾナック・ホールディングスのように好業績への評価が継続したケースも多くみられた。1位のあおぞら銀行は先の決算でアメリカ不動産事業悪化の余波で最終赤字に転落。期末配当見送りが嫌気され一時4割近く急落し、約3年ぶりの安値をつけた。値ごろ感からの見直し買いが入ったタイミングで先週半ばには自己資本比率9%台維持と発表。急速なリバウンドにつながった。今週の相場について林氏は配当利回りの高い銘柄群への買い姿勢も継続するのではないかとした。

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ETFも登場 暗号資産投資の現在地

モーサテプレミアムのお知らせ。木曜日夜にセミナーを開催する。ETFも登場 暗号資産投資の現在地を専門家が解説する。

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みんなの今どき資産形成術
新NISA ベンチマークを理解してファンドを選ぼう

三菱アセット・ブレインズの齋藤恒彦さんに伺う。テーマは「新NISA ベンチマークを理解してファンドを選ぼう」。ベンチマークとは「投資信託が運用する際に目標とする基準」。ETFを除くつみたて投資対象ファンドは現在272本あるがこのうち242本がパッシブファンドで、国内株式パッシブは44,外国株式パッシブは86本ある。国内株式パッシブで採用されているベンチマークは日経平均株価、TOPIX、JPX日経400の3種類。算出方法と採用銘柄の違いで日経平均株価とTOPIXでは10年間で10%もの差がついてる。また日経平均は株価の平均なので単位は円、JPXは指数化しているので単位はポイントという点も親しみやすさの点で違う。積立投資枠の外国株式パッシブでは13種類のベンチマークが採用されている。だが、主なものは4種類でMSCIカントリー14本、MSCIコクサイ20本、MSCIエマージング12本、S&P500が16本のファンドで採用されている。この4つのベンチマークのパフォーマンスは直近5年間パフォーマンスが良い順はS&P500、ついでMSCIコクサイ、MSCIオールカントリーは3番目、MSCIエマージングが最下位で投資対象国と採用銘柄の影響が出てる。どのような視点でパッシブファンドを選べば良いのか?齋藤さんは算出方法や構成国、構成銘柄から自分の考えにあったベンチマークを選んで頂きたいとして、わかりやすさを重視なら株式平均型指数、市場全体の動きを捉えたいなら時価総額加重平均型指数とのこと。また外国株式ベンチマークから見たファンド選びのポイントは世界経済全体の成長を享受したいならMSCIオールカントリー、先進国だけに投資したい・日本株は保有してるならMSCIコクサイかS&P500、特定の国・地域に投資したいならS&P500、MSCIエマージングが良いのではとした。今日解説した戦略・個別の投資信託についての見解はあくまで一つの見方で推奨するものではない。投資は自己責任でお願いしますと呼びかけた。来週は松井証券の海老澤界氏に「新NISAつみたて投資枠の人気投信を解剖」というテーマで解説してもらう。

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(気象情報)
東京 午前6時40分

東京都の現在の様子が映し出された。現在の東京都の気温などが伝えられた。

気象情報

全国の天気予報が伝えられた。

(ニュース)
内閣支持率25% 過去最低

テレビ東京・日本経済新聞社実施2月の世論調査。2月23日~25日実施、有効回答全国867人。岸田内閣を支持するか、「支持する」前回の調査から2ポイント減25%、2021年10月の政権発足以降最低となった。「指示しない」1ポイント増67%。政治資金問題への対応、「評価する」14%「評価しない」78%。政府経済政策の株高への影響、「後押ししていると思う」21%「後押ししていると思わない」67%。物価上昇を上回る賃上げ、「実現すると思う」14%「実現するとは思わない」80%。ウクライナへの復興支援策、「評価する」63%「評価しない」26%。

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ドイツ景況感「低水準で安定」

ドイツのIFO経済研究所が発表した2月の景況感指数は、85.5で、前月から0.3ポイント上昇した。また、先行きを示す期待指数も、前月から0.6ポイント上昇している。ただ、IFOのフュースト所長は「ドイツ経済は低い水準で安定」していると指摘した。

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(エンディング)
令和6年能登半島地震災害義援金

能登半島地震の甚大な被害を受け、TXNチャリティ募金では義援金を受け付けている。義援金は日本赤十字社を通じて被災者に届けられる。口座番号は(普)5701216、口座名は「TXNチャリティ募金令和6年能登半島地震」。

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今週の予定

今日26日は、アメリカで1月の新築住宅販売件数が発表される。27日、国内では1月の全国消費者物価指数に注目。アメリカでは1月の耐久財受注、2月のコンファレンスボード消費者信頼感指数が発表される。28日アメリカの10月~12月期のGDP改定値が発表。29日には国内で1月の鉱工業生産、アメリカでは1月の個人消費支出物価指数が発表される。3月1日、国内では1月の失業率、アメリカでは製造業PMI・ISM製造業景気指数、ミシガン大学消費者信頼感指数のそれぞれに注目。アメリカの決算発表は、26日はドミノ・ピザ、ズーム。27日はメーシーズ、ロウズ。28日はセールスフォースに注目。

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