- 出演者
- 池谷亨 片渕茜 中垣正太郎 平出真有 池田雄之輔 大貫陽一 ジョセフ・クラフト
米国議会・上院はボーイングの製造品質を巡る公聴会を開き、カルフーンCEOが証言した。17日に公開された内部告発で、ボーイングが737MAXの数百もの欠陥部品を適切に処理せず使われた可能性もあると指摘されてきた。内部告発について議員からの質問に対してカルフーン氏は「現在調査中だ」とした。
日銀・植田総裁は「次回までに入手可能になる経済物価金融情勢に関するデータや情報次第だが場合によっては政策金利が引き上げられるということも十分あり得る」とした。国債買入の減額規模を決めるうえでの7月の金融政策決定会合で利上げを決めることはあり得るとの考えを示した。その一方で「国債の買い入れの減額と政策金利の引き上げは別のもの」とした。国債購入の減額規模について「今後1カ月間の検討の結果決まる」とした。
6月24日20:00からセミナーを開催。「激動の上半期を総括・下半期を大胆予想」。株・為替・債権の専門家が上半期を総括し、下半期を予想する。
ジョセフ・クラフトさんのきょうの経済視点は「SWIFTONOMICS」。クラフトさんは「テイラー・スウィフトさんが経済現象を起こしている。現在、コンサートツアーを行っている。行く先々のレストランやホテルなどの消費が押し上げられている。この経済活動を『SWIFTOMICS』または『SWIFTOFRATION』と言われる。パリで行われるコンサートはオリンピックより5倍の米国富裕層観光客を呼び込むとの試算もある。今週から英国ツアーが行われる。8月の英国中銀の利下げがSWIFTONOMICSによって先送りされるのではといわれている。個人的には中央銀行が一時的要因で政策を棚上げすることは考えにくいが、こういうことが話題になっていること事態、テイラー・スウィフトさんの経済効果がいかに大きいかを物語っている」などと述べた。池田雄之輔さんのきょうの経済視点は「植田総裁の「相応」とは?」。池田さんは「来月の国債の買い入れの減額を打ち出している。どのくらいの規模になるかが焦点。植田総裁の『相応』とはどのくらいの金額なのか。英語では『significant』と訳されている。誤解が生じてない、英語がどう配信されているか見ると参考になる」などと述べた。