- 出演者
- 豊島晋作 相内優香 竹崎由佳 長部稀 吉崎達彦
明治大学・中野キャンパスを訪れた。油の味や食感を再現する装置の紹介。中には味を再現する苦みや辛みの成分や滑らかさを出す寒天などを液体にしたものが入っている。事前にオリーブオイルの味や食感をセンサーなどで計測して数値化。データに合わせて成分を調合することで再現している。これまでにも梅干しの味などを再現できるマシンや塩味を強く感じられる箸などを開発してきた。宮下教授は「食の中で我慢していることを全て取っ払えればと思っている」などと話した。研究室では脂質ゼロのクリームを作る装置も開発。ゼラチンの粉末や甘味料などを混ぜて味や食感を再現している。資質ゼロの油に企業も注目している。
明治大学・・宮下芳明教授が開発した脂質ゼロの油。試食をするのはアサヒグループで新規事業の開発を担当するチーム。今後、脂質ゼロの油を使った新たな商品の開発などを検討したいとしている。キユーピーが9月に発売したのが脂質、糖質、カロリーがすべてゼロのノンオイルドレッシング。油を使わない商品を販売するねらいは健康増進以外にもある。油が近年高騰しており今後も油を使わない商品を強化したいというキユーピー。宮下教授は今後、脂質ゼロの食べ物のラインナップをさらに増やしていきたいとしている。
東京電力ホールディングスは、福島第一原発2号機の中で溶け落ちた核燃料が構造物と混ざって固まったデブリを試験的に取り出す作業が完了したと発表した。今日、取り出されたデブリの大きさは5mm程度。デブリは福島第一原発全体でおよそ880トンあると推定され、国と東電は今回のデブリの成分を分析したうえで本格的な取り出し方法を検討する。
中国政府が発表した10月の貿易統計によると輸出は1年前に比べ12.7%増え、3090億ドルと7か月連続でプラスとなった。家電やパソコン関連が大幅に増えたためで輸出の伸びは前の月から拡大し、2022年7月以来の大きさとなった。一方で輸入は2.3%減少し内需の低迷が浮き彫りとなった。
資生堂は2024年12月期、通期の純利益の見通しを従来予想の220億円から60億円に引き下げた。景気悪化に伴い、節約志向が高まる中国で販売が低迷していることに加え、アジアで免税品販売などのトラベルリテール事業が落ち込んでいることが要因。11月末に抜本的な対応策を発表する予定。
マーケット情報を伝えた。
JALは鳥取県内のサウナ施設を目的地にしたパッケージツアー「サ旅」の販売を発表した。JALは2021年から航空券、ホテル、サウナ施設をパッケージにした「サ旅」の販売を開始しこれまでに、およそ10方面に展開。昨年度は、およそ3億円を売り上げている。一方、鳥取県もサウナ施設目当ての観光客を誘致していることから今回のタッグが実現した。ただ、現在、鳥取県内にJALが就航していないため島根県・出雲空港から車で最大2時間かけて鳥取県まで移動する必要がある。
米国大統領選でトランプ氏が再選。政策による日本企業への影響は。双日総合研究所チーフエコノミスト・吉崎達彦は「対日政策の優先順位は低いと思う。4つの刑事裁判を抱えているので司法関係がまず一番最初にくる。そのあとに、やっと政策の話が出てくるができればぱっと効果が出るもの」などとコメント。
エンディング映像。
「カンブリア宮殿」の番組宣伝。