- 出演者
- 豊島晋作 原田亮介 竹崎由佳
北朝鮮の金与正は、核保有を容認することを前提にアメリカとの対話に応じる可能性を示唆した。金与正は談話でトランプ大統領が1期目に金正恩と会談したときと比べ北朝鮮が「不可逆的な核保有国の地位と能力を持つ」と主張、米に対し核保有国の地位を認め非核化の交渉の前提としないよう要求した。
経済財政白書では「明らかにデフレの状況にはない」とされているが、政府がデフレ脱却宣言をしない理由について日本経済新聞論説フェロー・原田亮介は「景気が落ち込むリスクを見ているので物価が上がっているからといって安心できないということ」などと話した。一方、賃上げは若い人だけでなく中高年にも広がっているが、5年後の中高年の賃上げについては賃金が上がらない時代に逆戻りすると考えている人が多い。そのため賃金が増えても貯蓄を増やす行動が増えている。IMFは今年の日本の経済成長率を0.1ポイント引き上げ0.7%にしたがアメリカの通商政策が不透明感をもたらしているため、日本企業が大幅な賃上げを実現することが重要となる。
現在の為替、ニューヨーク株式市場の情報を伝えた。
廃棄予定などの訳あり食品を原料に作られたクラフトビール「Iyokan Juicy IPA」がきょう発売された。原料は規格外のパンの耳と愛媛の伊予柑。パンの耳は“モルトの一部”の代替として使用され、伊予柑の皮や果汁は風味や香りを産むために採用されている。手掛けたのは業務用パンなどを製造する神奈川県の老舗ベーカリー「栄屋製パン」。使われないパンの耳が一日約400キロあるが、今回のモルトとしての利用で約20キロがアップサイクルされるという。今後は伊予柑以外にも新たな商品開発につなげたいとしている。栄屋製パン・吉岡謙一専務は「廃棄予定の食品は捨てるしかないのかというところに立ち返りたい」などと話した。
あるは日本とアメリカそれぞれで金融政策を決める会合が開かれる。アメリカは利下げ、日本は利上げに向かう示唆が示されるかが注目される。また米中の関税交渉がまとまるかも金融政策に影響する可能性がある。
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