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オープニング映像。
ウガンダ共和国・首都カンパラの広さは日本の本州ほどの広さがある。また大自然の原風景が残り「アフリカの真珠」と呼ばれ人間と動物が共存してきた。しかし、ある生物がその調和が崩れ始めている。その生物の正体は「ナイルワニ」。野生のワニの生息数は2014年には218頭だったが2019年には600頭以上と数が3倍以上に膨れ上がった。このSOSを受けてやってきたのは白輪剛史さん。以前番組ではインドネシアで野生ワニと対決をし捕獲に成功している。
ナイルワニは俊敏な動きで獰猛な性格で噛む力は約2.5tで生物最強クラスと言われている。白輪さんが使用する捕獲道具は以前使用した「黒ワニキャッチャー」を進化させたもの。ワイヤーは直径4mmのステンレス素材でワニも噛み切れないという。ビーチサンダルを購入し、切って肉を巻きつけエサを浮かせる。捕獲したワニの口を結束バンドで固定し陸へ移送するため近づく。ワニは抵抗してデスロールを繰り出す。結束バンドを取り付け体長3m超えの人食いワニを捕獲した。捕獲しようにも船の下に潜り込まれたり抵抗され頼みの綱である罠も切れて絶体絶命になる。そこで白輪さんが用意したワイヤーを使用し捕獲に成功した。捕獲したワニを測定すると体長4m17cmでオズワルドさんは人を食べていると述べた。
SOSを受けて向かったのはインドネシア・ジャワ島の中にある地域グヌンキドゥル。この地域には144の村があり人口約72万人が暮らしている。魔物の正体は「スズメバチ」。今回このスズメバチを駆除するためやってきたのはスズメバチハンターの佐藤進さん。佐藤さんは年間1000個以上のハチの巣を駆除してきた。今回被害の多い4個の巣を駆除する。まずは地元のスズメバチハンター・アンディさんを尋ねる。アンディさんの元には1カ月の駆除要請は8件で仕事について家族も心配しているという。その理由が駆除方法で防護服は雨ジャンパーにヘルメット、長靴。そして棒の先に火をつけて燃やすという。そんなアンディさんに佐藤さんが駆除方法を伝授する。
最初の依頼場所はプリン・ガディン村にあるお店「ピタロ」で店の裏に巣があるという。巣を確認し、その巣にいたスズメバチを確認し佐藤さんはコガタスズメバチと判断。コガタスズメバチは日本にもいるがインドネシアが原産地とされる。佐藤さんは炭酸飲料とピタロで見つけた白いキャンディを組み合わせるという。すると佐藤さんが刺される被害が出る。毒を吸い取るポイズンリムーバーを使う。インドネシアのスズメバチは攻撃性が高いという。佐藤さんは防護服を着ないでうっかり近づいてしまったという。
佐藤さんとアンディさんがコガタスズメバチの巣を駆除する。炭酸水に白いキャンディを入れて巣に近づけるとハチが入っていくという。日本でも成功していて今回も実践。しかし勢いがすごく巣を破壊してしまい大失敗だった。そこで用意したのは電撃ラケット「スス無敵」。高圧電流が流れ一振りで駆除がされていく。100匹以上を駆除した段階で袋とノコギリを持ってきてもらい巣を駆除した。
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- コガタスズメバチ
続いての依頼場所はカランロール村。巣は道の脇にあって住民も通行人も迷惑しているという。巣を確認しこちらもコガタスズメバチ。佐藤さんは冷却スプレーやネズミ捕りシートがあるかと依頼人のエリアントさんに聞いて借りる。雨が多いということで一時待機し雨が降った段階で駆除作業を開始。スズメバチは羽が濡れると飛行能力が落ちる。そして巣にいたハチにスプレーを噴射。体温を低下させて動きを止める。そして飛んでいるハチは粘着シートで捕まえる。
ここでアンディさんの家でおもてなしをうける。この地域ではスズメバチの幼虫とサナギを揚げた料理「タオンゴレン」を食べる。味付けはにんにくなど。3件目の依頼はクラペア村、依頼人のヘリさんに巣を案内してもらう。
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- クラペア村(インドネシア)
スズメバチハンターの佐藤進さんとアンディさんがスズメバチを駆除する。佐藤さんはハチをみてツマグロスズメバチと判断。状況を把握するため巣の真下へ。トタン屋根のすぐ上で足場もなく高所にあることから作戦を考えるためアルゴサリ市場へやってきてバナナやビネガーなどを購入。購入したもので誘引液を作成。棒などに組み合わせトラップを作り駆除する作戦を実施。巣は直径80cm,ハチは800匹以上いると推測される。足場を設置するため準備するも警戒するハチがあまりにも多く一回退散する。そしてトラップを取り出すとハチが自ら寄っていく。
スズメバチハンターの佐藤進さんとアンディさんがスズメバチを駆除する。トラップを使って駆除しているが佐藤さんが頬に痛みを感じ一度退散。確認したが刺された痕はなかった。そして作戦を続行。置いていたトラップにも自然に捕まっていた。そしてハチの数が少なくなったところで巣にシェービングスプレーで入口を塞ぐ。そしてその巣の一箇所のみ残した出入り口からアルコールを注ぎ窒息死させた。駆除後刺された可能性もあるため念の為病院へ診てもらい問題はなかった。
4件目の依頼場所はタンパン・スリ・ハルドノ村。アンディさんはこれまで一番大きく数が多いという。巣は直径1mのモンスター級でスズメバチの数は1000匹以上。依頼したのはラジヤントさんで巣はメインストリートにあり通る人達、全員が標的になっている状態。足場など村の人の協力を受ける。そして佐藤さんたちは3件目で使用したトラップをより大きくしたものを用意した。トラップの効果は大きく多くのハチが駆除されていく。そして巣の方に近づいていきシェービングスプレーと煙幕で巣を攻撃するがアナを塞ぎきれず失敗。そしてトラップを振って捕まえる作戦に変更しスズメバチは1000匹以上を駆除した。
続いての駆除する舞台はグアム。グアムは海外旅行ランキング上位にランクインするリゾート地。そんなグアムで栽培されているコーンが80%食べられる被害が出ているという。その最恐生物の正体はイノシシ。イノシシは1600年代にフィリピンから持ち込まれた外来種で一部が逃げて野生化・大繁殖。ブタと交雑したイノシシも存在する。SOSを受けてやってきたのは片桐邦雄さん。片桐さんはイノシシの行動を予想し罠を仕掛ける罠猟で捕獲し悩める人々を救ってきた。依頼人は村長評議会代表のジェシーさんで話を聞くとイノシシは人馴れし人の生活圏内に近づいてきているという。定期的にハンターを集めて駆除大会を行っているが数は減らず、さらに知恵をつけて逃れられているという。そんなジェシーさんに使用する罠を披露した。
そして被害に困っている施設「レオパレスリゾートグアム」へとやってきた。依頼主のトーマスさん被害現場へと案内してもらう。ジャングルには200~300頭はいると思うと話す。ゴルフ場の芝生もボコボコになっていて毎朝4時間ゴルフ場内の修繕を行っているという。広大な土地に対して寝屋となっていると思われる場所を探って罠を仕掛ける。現場をまわり野生動物が日々通る獣道「ウツ」を見つけ、罠を仕掛ける。罠には発振器も仕掛ける。
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- イノシシグアムレオパレスリゾートグアム
翌朝発信機の電源を入れて現場に近づく。音が鳴っていて確認するとイノシシが捕まっており、片桐さんは接近し素手で生け捕り。捕まえたのは約80cmのイノシシで妊娠している可能性もあるという。他の罠では匂いで人の気配を感じて罠を避けられたりしていた。そこで温感センサーを装備したドローンを飛ばしさらにウツを見極める。ドローンでイノシシの存在を確認し近くに罠を設置した。
翌日、6番の罠に暗視カメラに映っていたイノシシが捕まっていた。イノシシは興奮状態で片桐さんは鼻取り棒を使って鼻と口を封じ、さらに行動範囲を狭め体長は1mほどのイノシシを捕獲した。そして他の罠にも捕獲されていて、依頼人のトーマスさんも簡単に仕掛けられて良いと絶賛した。今回の作戦で5頭を捕獲。片桐さんはとった獲物は美味しく食べるのが流儀としてバーベキューなどにして振る舞った。
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- イノシシ
続いての最恐生物はマレーシアの病院で2m超の生き物が侵入し、人々を恐怖させた事例などもある。その正体は「ビアワク」日本では「ミズオオトカゲ」で知られる。爪で引っかかれると感染症のリスクも有り、普段は警戒心が強く人に近づかないが危険を感じると襲いかかってくる。捕獲に挑戦するのは白輪剛史.さん。白輪さんは「iZoo」では爬虫類・両生類を約400種を飼育する動物園の館長で白輪さん。今回、特別な許可をもらってマレーシアへ入った。実は8年前にもビアワクの捕獲に挑戦し素手で捕獲した。依頼人は8年前にも訪ねたアミンくん。東寺は6歳だったが14歳に成長。アミンくんは親戚の家やその隣にビアワクが出ると話した。その家では屋根裏から物音がするということで確認すると穴があり通り道ができていると話した。そこで暗視カメラを設置する。他の現場では鳥が襲われることもあると話し、茂みにいると推測。白輪さんは罠を設置した。
次の罠は生活排水が集まる川辺へ向かう。生活排水の中には餌になるものが流れるためビアワクが集まるという。するとビアワクの子どもや出産間近の個体を見つけた。そして罠を仕掛けカメラで見守る。そして罠にかかった個体を捕まえに行く。するとビアワクの尻尾攻撃を受けてしまう。
マレーシアでビアワクの捕獲に挑む白輪剛史さん。そんな白輪さんにビアワクから尻尾攻撃を受けてしまうが捕獲することに成功。そのサイズは2mだった。すると別の家でビアワクが現れたと報告を受け、向かうが手袋を忘れる痛恨のミスをする。取りに行ったがまだ罠にかかっていて捕獲することに成功した。こちらは2m36cmだった。
ここで白輪さんは腹ごしらえ。マレーシアで人気の「SAMURAI YAKINIKU」。白輪さんはしゃぶしゃぶやうなぎの蒲焼などを食べた。そんな白輪さんの元に国の機関から依頼が入ったと話しがあり、翌日コタ・バル連邦合同庁舎へと向かった。待っていのはレンジャー部隊で作戦に協力してほしいという。レンジャー部隊が使用するのは捕獲檻、一方白輪さんのトラップは一見塩ビ管であるが使い方を見せると絶賛していた。
一行はビアワクの目撃情報がある場所へ設置。ビアワクが現れるが罠の仕掛けを避けて餌を食べられてしまった。
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