- 出演者
- 石丸幹二 坂下千里子 佐藤仁美
もうすぐ夏本番で気をつけなければならないことはたくさんあるが今回注目するのは便秘。夏と便秘の関係について腸トラブルに詳しい松生先生は「水分を摂っても実際大腸に行くのは約2%」と話した。大量の汗をかくことで便に含まれる水分量が減少、先生は大腸の砂漠化を警告していて便秘のみならず腸に集中している免疫細胞の機能が低下し感染症やアレルギー性疾患など様々な病気につながる恐れがあるという。今日のテーマは夏の便秘を防ぐ!腸のオアシス化。鍵を握るのは厚生労働省の調査で胃の不調が少ない1位と便秘が少ないでも2位の愛知県をロッチコカドさんが徹底調査する。愛知に根付く朝の習慣からスーパーでバク売れ食品など胃腸の名医オススメの愛知に学ぶ絶好“腸”の秘密などを探る。
オープニング映像。
今回のテーマは:絶好“腸”県に学ぶ!夏便秘を防ぐ腸のオアシス化。腸トラブルに詳しい内視鏡治療のエキスパート松生院長は汗をかくことで便秘を引き起こすと話したが他にも夏ならではの落とし穴身体の冷え、食欲不振があるという。エアコンなどで身体が冷えると町に行く血流が減り活動が鈍る、また暑さで食べる量が減ると便の材料が減ってしまい水分・食物繊維が減少し便が硬くなるとした。腸のオアシス化をするすべは愛知県にあり4つのポイント「朝のルーティン?」、「地元に根付く伝統食材?」「出荷量日本一の腸に優しい?」「腸の血流アップさせる」と紹介した。
愛知に学ぶ腸のオアシス化について1朝のルーティンを学ぶべく愛知県一宮市に向かった。秘訣1はモーニング。繊維業に湧いた昭和30年代から朝早くから働く人のために喫茶店でモーニングを開始、一宮市はモーニング発祥の地と言われていて提供店は500店舗以上だという。リーフ珈琲は朝から満員で予約をしている人もいるという。名医が太鼓判を押すモーニングがある。愛知のモーニングではゆで卵などの卵料理がついてきて、サラダがつくのも定番だという。朝食を摂ると胃腸のぜん動運動が活発になり朝食べるモーニング文化は非常に重要だという。朝食頻度は愛知県が1位の調査結果があり、また小豆は食物繊維が豊富で過熱された小豆のでんぷんで難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)に変わり分解されず大腸に届き善玉菌の餌などになる。またポテトサラダのジャガイモのデンプンもレジスタントスターチになる。芋類・米のレジスタントスターチは加熱後冷やすことで増える性質があり冷めたおにぎりなども腸内環境を整える効果があるという。茶碗蒸しは消化によく豆類やきのこ類も食物繊維が豊富でよいということ。
絶好“腸”県に学ぶ!夏便秘を防ぐ腸のオアシス化。名古屋市内のスーパーでは味噌の品揃えが豊富となっている。中でも地元民には赤だしが人気という。愛知県民には定番のつけてみそかけてみそはマヨネーズのようにつけて食べていて、インスタント味噌汁や味噌煮込みうどんなどもたくさんある。味噌は発酵食品で麹菌などが非常に多く腸内環境を改善し便秘を改善してくれるという。また赤味噌の発酵・熟成過程でできるメラノイジンは善玉菌を増やし便通改善や血糖値の上昇抑制、抗酸化力を高める効果がある。
腸のオアシス化3つ目の秘訣はキャベツ。愛知県田原市は一大産地でキャベツ出荷量は日本一で食べるに人も多いという。キャベツは食物繊維が豊富で胃腸の保護作用があるビタミンUは腸のぜん動運動を刺激する効果がある。田原市での食べ方をキャベツ農家さんに簡単レシピを教わる。
「キャベツのうま煮」を調理。ざく切りにしたキャベツとニンジンをフライパンに入れ、その上に豚肉を広げてみりん・醤油・オイスターソース・顆粒だしを加える。その後、蓋をして5分蒸し煮すれば完成。
「さっぱりキャベツ巻き」を調理。湯通ししたキャベツでご飯・厚焼き卵・ひきわり納豆を巻いて、食べやすい大きさに切ったら完成。スタジオで試食し、「めちゃくちゃ美味しい」などの感想が聞かれた。
国民生活基礎調査によると、便秘が少ない県1位には「沖縄県」が輝いた。沖縄でよく食べられているカツオ節・海藻・キウイに秘密があるとのこと。カツオ節はうまみ成分が豊富で、そのうまみ成分が胃腸の運動を活発化させるという。海藻には便を柔らかくする水溶性食物繊維が豊富に含まれているとのこと。キウイは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が豊富に含まれているという。またキウイと甘酒を合わせたスムージーを紹介し、スタジオで試飲。メンバーからは「キウイの良さが出ています」などの感想があがった。
腸のオアシス化の秘訣・4つ目は「運動」。適度な運動によって腸の血流が増え、運動後は副交感神経の優位化でリラックス効果がもたらされ、腸の動きが活発化するとのこと。愛知県ではウォーキングとゴルフをする人が全国で最も多いという。
愛知県はボウリングの年間利用者数が全国1位。子ども会などでボウリングに触れる機会が多く、大人になってもやる人が多いという。また愛知では高校の部活動にもボウリングがあり、名古屋工業高等学校は全国1位にもなっている。ボウリングは全身運動であり有酸素運動なので、新陳代謝が良くなって胃腸の運動も活発になるという。さらに足腰をひねる動作が多いので、腸も動きやすいとのこと。
腸のストレッチを紹介。椅子に座ってお腹をひねり、右手をお腹の右側に当てて左に向かって軽く押す。さらに左手をお腹の左側に当てて下に向かって軽く押す。こうすることで腸内のガスが移動するという。1日1~2分で腸内環境の改善が期待できるとのこと。
ゲンキの時間の次回予告。
エンディング映像。
がっちりマンデー!!の番組宣伝。