- 出演者
- 油井秀樹 酒井美帆
オープニング映像が流れ、出演者が挨拶した。
トランプ政権が鉄鋼製品とアルミニウムに25%の関税を課す措置を発動したことに対して、EUはアメリカから輸入する製品に4月1日から2段階で関税を課す方針。また、カナダ政府も13日から対抗措置に踏み切るという。アメリカから輸入している鉄鋼製品やアルミニウム製品など日本円にして約3兆円分に25%の関税をかける方針。今後、関税の応酬になる可能性も出ており、貿易摩擦を通じた世界経済への悪影響が懸念されている。ラトニック商務長官はFOXビジネスネットワークに出演し、「世界にはダンピング(不当廉売)している国がある。日本や中国は鉄鋼をダンピングしている」などと語った。ABCによると、世論調査では大統領の関税政策、経済政策について、不支持が支持を上回る。
アメリカとウクライナの高官協議がサウジアラビアで行われ、ウクライナ側は「30日間の停戦を受け入れる用意がある」と表明。トランプ大統領はロシア側に停戦に向けた対応を求めた。ロシア大統領府のウィシャコフ補佐官は停戦案に否定的な考えを示すほか、ロシアの国内メディアはスジャの中心部を軍が奪還したと報道。ウクライナ軍の総司令官は一部の兵士がクルスク州から撤退したことを明らかにした。
カナダのケベック州でG7外相会合が行われている。ウクライナ情勢をめぐって、アメリカは即時に停戦を実現すべきという立場だが、ヨーロッパの国々はロシアの再侵攻を防ぐ安全保障も議論すべきと訴える。また、カナダはトランプ関税の対抗措置を打ち出すなど、反発を強めている。
油井秀樹キャスターがアメリカとカナダの関係悪化について解説。アメリカのトランプ大統領は「カナダはアメリカの51番目の州になるべき」と繰り返し発言。カナダのトルドー首相は「トランプ氏がカナダ国内にある豊富な鉱物資源を狙ってカナダ併合を真剣に考えている」との見方を示し、トランプ関税もその手段との考えを明らかにした。カナダメディアは2人が先月に電話会談した際、トランプ氏が「アメリカとカナダの国境を確定した条約の有効性に異議を唱え、両国の間を流れるコロンビア川の条約を見直す考えを示した」と報じた。トランプ氏はアメリカの記者団の前でも国境に疑問を呈する発言を行い、機密情報を共有する英語圏の集まり「ファイブ・アイズ」からカナダを排除する検討をしているとも報じられた。トルドー首相に代わって就任する次期首相のカーニー氏もアメリカとの対決姿勢を明らかにしている。カナダでは今年10月までに選挙が行われる予定で愛国心を煽って有利に進めたい思惑もあるとみられるが、トランプ氏の言動がカナダ政府を不安にさせている。カナダは今年G7の議長国。G7の経済的存在感は低下したが、法の支配や人権を尊重して力による現状変更は認めないという共通の価値観を持つ民主主義国家の集まりとして存在感を維持してきた。トランプ氏の登場でG7が共通の価値観を持っているのか確認する必要が出てきたといえそうだ。
エジプト有数の観光地「ギザのピラミッド」最近人々のもう一つの楽しみは野良犬。注目は3歳の「アポロくん」去年10月ピラミッドの頂上にいる様子が、SNSに投稿され大人気に。動物保護団体も犬の給水所や病院設立に向け、政府の支援を取り付けたとのこと。
回転しているのは、ニューヨークのビルで窓の清掃作業員が乗るゴンドラ。78階地上210メートルの高さで風に煽られていた。作業員は無事救出され地上でもけが人はなかったとのこと。
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- ニューヨーク(アメリカ)
アメリカ中西部で4歳の少年が緊急通報。警察が駆けつけると少年は、「ママが僕のアイスクリームを食べたんだ」と訴えた。甘いものが好きな少年のため、警察官は翌日アイスクリームを届けてくれたという。
アメリカ西部の沖合で、ボートツアー会社の船が巨大なイルカの群れに遭遇。普通は100頭から200頭で群れを作るというが、今回は約3000頭。中には複数の種がいたとのこと。
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- アメリカ
兵庫県にある障害者の自立を支援するNPO、世界各国の人が研修に訪れる。やってきたのは、脳性まひのあるモンゴルからの3人。親元や施設を離れ自立するとはどういうことかを実体験も交えて学んでいく。外国人のための研修を25年に渡り続けているのが、代表の廉田さん。まず学ぶのは障害者自身が生き方を決める”自立”の考え方や、介助の仕組みなど。廉田さんたちが向かったのは、重い障害がありながら一人暮らしを実践する男性の自宅。首から下は全く動かないが、介助サービスを使うことで一人での生活を実現している。日本では多くの市町村で24時間の介助サービスが提供されていて、費用は公費で賄われている。モンゴルでは障害者の介助の仕組みは道半ばで、親元などで一生を過ごさざるを得ない人がほとんどだという。研修生たちは10日間、介助を受けながら”自己決定”の体験をする。廉田さんはこれまで、20か国を超える国から100人以上の研修生を受け入れてきた。自立にかける強い思いは、自身の経験に根ざしている。14歳のとき事故で脊髄を損傷、その頃障害者の多くは”施設か親か”の二択だった。当時国は、障害者施設の建設を全国で進めていたが、外出制限など本人の意思が尊重されていないと批判もあった。廉田さんは全国の障害者とともに”自立を支える仕組みが必要”だと行政に訴えた。結果、2000年代に入り公費の介助が法制化された。世界では仕組みが少ないことを知り、力になりたいと考えたという。研修生とは”一生切れない関係”を築くという廉田さん、研修が終わってもアドバイスを続ける。今回、付き添いで来たウンドラックバヤールさんは、17年前に研修を受けた。モンゴルで仕組みづくりを進め、今数人が自立生活を送れるようになったという。
あすの「国際報道」の番組宣伝が流れた。
イラン・中国・ロシアの次官級の協議は、今月14日に北京で開催されるとのこと。イランの核開発問題など議題となる見込み。核開発をめぐる交渉を呼びかけるアメリカへの対応も話し合うとみられる。トランプ政権が圧力をかけ交渉を迫ることに、イラン側は反発している。最高指導者ハメネイ師は12日、アメリカの大統領による交渉の呼びかけは、世界の世論をミスリードする欺まんだとして、交渉に否定的な考えを改めて強調した。
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- アリー・ハーメネイー北京(中国)
12日、国連が創設80年を迎えるのを期に記者会見を開いたグテーレス事務総長。加盟国から国連への拠出金の支払いが滞りがちなことを指摘した上で、費用削減に取り組む決意を示した。最大の資金拠出国であるアメリカのトランプ大統領は、海外援助の大幅削減など厳しい姿勢をとっている。国連の高官は、トランプ大統領の就任後に費用削減の取り組みへの緊急度は高まっていると危機感を示している。
スウェーデンに本社があるバッテリーメーカー「ノースボルト」は12日、自国での破産申請を発表した。中国メーカーに依存するなか”ヨーロッパ発”で注目されたが、量産体制の確立が滞るところに、EV市場の減速などを受け業績が悪化。イギリスの経済誌によると、スウェーデン政府からの大規模な補助金を得られなかったほか、投資家からの資金調達も土壇場で取りやめになったとのこと。
油井秀樹キャスターらがエンディングの挨拶。
「ドキュメント72時間」の番組宣伝。
「Dearにっぽん」の番組宣伝。
プレミアムシネマ「七人の無頼漢」の番組宣伝。
「防弾少年団(BTS) 1st JAPAN TOUR 2015」の番組宣伝。