- 出演者
- 辻浩平 藤重博貴 酒井美帆
オープニング映像のあと、酒井キャスターらがオープニングの挨拶をした。
「イスラエル軍の予備役 招集に応じず」など、今日のラインナップを伝えた。
- キーワード
- イスラエル
21日、ニューヨーク市場では、ダウ平均株価が一時1300ドルを超える下落となった。外国為替市場ではドルが売られた他、債券市場では米10年債の利回りが上昇し、トリプル安となった。きっかけは、トランプ大統領の「(FRBのパウエル議長に対し)ミスター・遅すぎる人。金利を引き下げなければ、景気の減速が起こりえる」というSNSへの投稿で、FRBの独立性が脅かされ、金融政策運営が不安定になるという懸念が広がった。トランプ氏はこれまでも利下げを要求しているが、パウエル議長は早期の利下げに慎重な姿勢を示している。パウエル氏は、関税措置によるインフレ・再加速・物価上昇を懸念しており、影響を見極めたいとしている。18日、トランプ政権の高官が、「トランプ大統領がパウエル議長の任期途中での解任を検討している」と明らかにしている。FRBは独立性が重んじられる組織で、議長解任の法的なハードルは高いとされているが、両者の対立は金融市場にとって大きなリスクとなっている。
世界の国々では、トランプ政権の関税措置を免れようとする動きが強まるとみられている。韓国の関税庁は、生産地を韓国と偽り、韓国経由で輸出される外国製品の取り締まりの強化を発表している。韓国では、以前から中国製の製品などを韓国製と偽り輸出していたケースが多数確認されていた。
韓国の関税庁は今回の措置について、「関税率の差を悪用した迂回輸出を遮断するため」と説明している。中国には145%、韓国には10%の関税が課されており、中国産製品が韓国を経由してアメリカなどへ輸出されることを迂回輸出という。また、アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルは、トランプ政権が各国に、中国製品の迂回輸出を許さないよう求めていることを報じている。
アメリカのバンス大統領の出身校がフットボール大会で優勝し、バンス氏は祝賀会に出席した。バンス氏がトロフィーを持ち上げた瞬間、台座が取れてしまったため、バンス氏は「他の学校にトロフィーを持たせたくないから壊した」と弁明したという。
フランス・パリで、地下鉄で人々を楽しませる音楽家を選ぶオーディションが行われた。約1500組が応募し、300組が演奏許可を得た。シャンソン歌手のエディット・ピアフやミッシェル・ポルナレフも、地下鉄で歌っていたという。4年前から歌い続けているカララさんは「毎回が挑戦です。誰か足を止めてくれるかしらって」などと話している。
アフリカ・スーダン出身の映画監督・プロデューサーのアムジャド・アブー・アラーさんを紹介。スーダン映画として初めてカンヌ国際映画祭に出品された映画「さよなら、ジュリア」は、北部出身のイスラム教徒で裕福なモナが、南部出身のキリスト教徒のジュリアをメイドとして雇うストーリーで、対照的な二人を通して無意識の差別が映し出されていく。アムジャドさんは、当時、優位な立場にあった北部の人たちが、南部出身者との間に明確な一線を引く行為を問いかけたいと考えている。モナとジュリアは立場を超えて友情を築いていくが、南スーダンが独立したことをきっかけに、その関係は終わるのだった。今年2月、東京で行われたイスラーム映画祭で、この映画が上映された。アムジャドさんは、今後も映画を通し、人々に何に向き合うべきかを問いかけていきたいと考えていくという。5月3日~9日に兵庫・神戸で行われる「イスラーム映画祭」でも、「さよなら、ジュリア」が上映される。
バリ島の観光地から離れた小さな村には、子どもたちがプラスチックごみを持ってくると、無料で英語などを学べる施設がある。約80人が通っている。教えているコマンさんは、大学院で学んだ後、リサイクル関連の団体を立ち上げ、現在は地元の大学で教員をしながら、施設を運営している。村は人口約2000人。貧しい人が多く、学校に通い続けられない子どもが後を絶たないという。大量のゴミも問題となっている。2つの問題を解決するべく、コマンさんは、子どもたちに勉強を教えたりリサイクルの知識を伝えたりする学びやをつくることを思いついた。施設で使っている机も回収したペットボトルでつくられていて、知識だけでなく実践を通してリサイクルの意義を伝えている。保護者たちも巻き込んで、プラスチックごみを使った絵や家具などの製作も行っている。コマンさんが運営する団体がネットで販売し、1作品あたり最大約1000円が製作者に支払われる。娘が施設に通っている家庭では、分別が家族の日課になっているとうい。月に数回、住民が自主的に村のゴミ拾いを行っている。コマンさんは、自ら各家庭に出向き、プラスチックごみの買い取りも行うようになった。去年、環境分野で最も権威のある賞が国から贈られた。大学などから講演の依頼も寄せられ、小さな村から始めた活動がほかの地域に広がり始めている。コマンさんは、今すぐごみをゼロにはできないが、簡単に続けられる活動だからこそ、確実に実現できると信じているなどと話した。
先週来日したグラス新駐日大使。トランプ氏を大口献金者として資金面で支え、トランプ大統領が大きな信頼を寄せる人物。日米間で交渉が進められている関税措置について、グラス氏は、双方の利益にとってよい影響を与えるだろうなどとし、相互関税を停止している90日間で交渉がまとまるかについては、短期間でまとまると考えるのは楽観的すぎるなどとし、簡単ではないとの見方を示した。
番組では引き続き、皆さんの声を募集している。きのうは1日で100件以上のメッセージがあったとのこと。
あすはトランプ政権 厳しさ増す 国外追放の波紋
- キーワード
- ドナルド・ジョン・トランプ
エンディングの挨拶。
「新プロジェクトX~挑戦者たち~」の番組宣伝。
「突撃!カネオくん」の番組宣伝。
「MLB2025」の番組宣伝。
「プロ野球2025」の番組宣伝。