- 出演者
- 板倉朋希 徳永有美 大越健介 ヒロド歩美 内田篤人 所村武蔵 細川栞
オープニング映像。
核兵器が二度と使用されてはならないと証言により示してきた、ことしのノーベル平和賞が発表され、核廃絶に向けた活動を評価された日本原水爆被害者団体協議会が受賞することになった。、日本被団協代表委員・箕牧智之氏は会見で「核兵器廃絶・恒久の平和の大きな力になる」とコメント。
日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞に選ばれた。当初されていた大方の予想はウクライナ、パレスチナ、ウイグル関連の人や団体。ノーベル賞委員会が出した選択は半世紀以上も平和を訴え活動してきた団体だった。ノルウェーノーベル委員会・ヨルゲン委員長が「ノーベル委員会は2024年平和賞を日本の被団協に贈ることを決定した」と発表。日本被団協は広島や長崎で被ばくした人たちにより原爆投下から11年後の1956年に結成された全国組織。
日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞に選ばれた。ASEAN出席中の石破茂総理大臣がラオス・ビエンチャンで会見、「長年核兵器廃絶にむけて取り組んできた団体にノーベル平和賞が授与されることは極めて意義深いことである」と述べた。高校生平和大使は長年海外でも核廃絶運動を行ってきた。2017年に平和賞を受賞した国際NGO・ICAN・核兵器廃絶国際キャンペーンの祝辞「広島と長崎の被爆者は核兵器がもたらす壊滅的な影響に対する人々の問題意識を高め、核兵器を廃絶するためにたゆまぬ努力を続けてきた」。ノルウェーノーベル委員会・ヨルゲン委員長は「核兵器は80年近く戦争で使用されていない。日本被団協と被爆者団体による努力は核のタブー確立に大いに貢献してきた。現在進行中の戦争では核兵器使用の脅しが使われている。人類史のこの時点において私たちは改めて認識すべきだ。核兵器は歴史上最大の破壊力を持つ兵器だと」など話した。
日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞に選ばれた。日本被団協代表委員・箕牧智之に話を聞く「私たちが運動することで被爆者のみならず一般の国民にも核兵器をなくさなければいけない、戦争をしたらだめという雰囲気を作れたらいい」。ノーベル平和賞委員会は受賞理由として「被爆者は核兵器による想像を超えた苦しみを世界の人々が理解できるよう手助けをして広めてくれた」としている。世界の人々に訴えたいことについて「来年3月に開かれる条約には核の傘にいるドイツでさえオブザーバー参加する。日本も最低オブザーバー参加していただきたい」と話した。
日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞に選ばれた。1954年、ビキニ水爆実験による「第五福竜丸」の被災をきっかけに被爆者たちは立ち上がることを決めた。原爆被害に対する補償はなく、被爆者への偏見も横行していた時代。二度と悲劇を繰り返さない、「自らの体験を通して人類の危機を救う」との思いで原水爆の禁止を訴え続けてきた。設立から68年、草の根運動を続け、被爆者が生き抜いた地獄を伝え続けてきた。国連の核軍縮会議には代表団を度々派遣。「ヒバクシャ」という言葉を世界に定着させる。核保有国へ直接申し入れることも。当時20歳で被爆した代表・坪井直さん。2016年、原爆を投下した国の大統領が初めて広島を訪れる。核兵器の開発や保有などを法的に禁止する核兵器禁止条約の交渉会議では約300万人分の署名を集め採択を後押し。核兵器禁止条約締約国会議(国連本部)で日本被団協・木戸季市事務局長は「核戦争の危機が高まっている。ウクライナとガザから伝えられる光景は被爆者にとってあの日の再来」など訴えた。
広島市から中継。立川さんによると、坪井直代表委員はカメラの前では凄く気丈に振る舞うが実際は原爆症で血液が作れない病気に苦しんでいたという。立川さんは「訴えの果ての、その先にある今回の受賞なのではないかと思った」などと話した。
長崎市から中継。日本被団協がノーベル平和賞を受賞したことについて志久デスクによると、長年核兵器の廃絶を求め続けて活動を続けてきた被爆者の方々からは「この賞が励みになる」などの声が聞かれたという。志久デスクは「これから先も賞をきっかけに悪化する世界の状況が少しでも改善することを願いますし、長崎が最後の被爆地となるように、この賞をきっかけにその声を世界に訴え続けて行くのが被爆地・長崎の使命だと感じている」と話した。
核をもって核を制すことが抑止力だと考えを慣らされてきた。今回の受賞をきっかけに核兵器を無くしていく声を広げなければいけない。被爆された皆さんへおめでとうと言いたいと大越さんが述べた。
全国の天気予報を伝えた。
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標高が1000m上がると気温が6℃下がり、紫外線が約10%増えると言われている。防寒対策やUV対策をして秋のレジャーを楽しむよう伝えた。
過去1度も勝てず鬼門となっていたアウェーのサウジアラビア戦。スタメンは9月のバーレーン戦と同じメンバー。前半14分に逆サイドのポケットからの得点。短い時間でサウジアラビアの選手が右に左に振られ足も目線も止まっていたという。後半、日本は伊東純也・小川航基を投入。後半36分でコーナーキックを得た日本が、伊東純也のキックに小川航基が頭で合わせてシュート。試合は2-0で日本が勝利。敵地・サウジアラビアで初勝利を上げた。
森保ジャパンは3連勝。日本は2位に勝ち点5の差をつけている。次のオーストラリアとの一戦が前半戦の大きな山になるという。オーストラリアは9月は1分1敗と苦しんだが監督が変わり、昨日は中国に逆転勝ちしている。新監督はサンフレッチェ広島で森保監督と一緒にプレーしたポポヴィッチさん。監督としても、アジアチャンピオンズリーグでオーストラリアの1チームを唯一優勝に導いた。オーストラリア戦は来週火曜日。
来週月曜日はボクシング・中谷潤人選手の世界戦を速報で伝える。
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今日はノーベル平和賞受賞決定のニュースを中心に伝えた。
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「無能の鷹」の番組宣伝。