- 出演者
- 堂真理子 大下容子 松尾由美子 佐々木亮太 デーブ・スペクター 中野信子 水越祐一 仁科健吾 浦林凜
2月、イギリスのスターマー首相が訪米し、首脳会談が行われ、国王からの招待親書をサプライズでトランプ大統領に渡した。その翌日、トランプ大統領は、ウクライナのゼレンスキー大統領と口論になった。3月、ゼレンスキー大統領はイギリスを訪れ、スターマー首相は、ゼレンスキー大統領を抱擁で迎えた。その翌日、チャールズ国王もゼレンスキー大統領を別邸で歓待した。スターマー首相は7月、声明で、イスラエルが条件を満たさなければ、9月の国連総会で、イギリスはパレスチナ国家を承認するとした。フランスに続いて、パレスチナの国家承認の意向を表明している。パレスチナは、国連に加盟する193カ国中147カ国が国家承認しているが、アメリカは反対している。今月22日、パレスチナ情勢をめぐる首脳会合が国連で行われる。フランスやイギリスなどは、承認を正式表明するとみられている。日本は出席せず、承認見送りの方針。18日に行われた米英首脳会談でも議論されたが、イスラエルを支持するアメリカとイギリスの主張の隔たりは埋まらなかった。伊藤は、ヨーロッパ、特にイギリスはロシアに対する脅威認識が高い、安全保障問題として、ウクライナ問題を受け止めている、スターマー首相は、ウクライナ支援のための枠組みをつくることに貢献した、ヨーロッパだけで支援するには限界があり、うまくアメリカをつなぎとめるために、ウクライナに鉱物に関する合意を結ばせたり、武器供与の費用をヨーロッパが負担することをまとめたりして、うまく舵取りしているなどと話した。スターマー首相の国内支持率について、伊藤は、国内のインフレに伴う購買力低下や財政健全化措置に伴う負担といった経済的な問題に加え、移民の問題も支持率低下の要因になっているなどと話した。パレスチナの国家承認について、伊藤は、これが米英の決定的な対立の原因にはならないが、ガザの現状に何らかの変化を起こす要因にもならない、日本の承認見送りの方針は、同盟を重視し、アメリカに寄り添う姿勢を示すため、早期停戦のプロセスを明確化するなど広く一致できる点は、日本も含めあるあはずで、人道危機的な状態に歯止めをかけるような貢献は期待したいなどと話した。中野は、パレスチナの国家承認に実行力がどれほどあるかは疑問、むしろ、多くの国が国家承認することで、イスラエルの態度がより強硬になるのではないかなどと話した。伊藤は、国家承認により、イスラエルの攻撃が激化する懸念はある、ヨーロッパでは、ドイツが国家承認に距離を置いている、国のあり方や歴史を反映して、難しい選択になっているなどと話した。
グラミー賞7回受賞のロック界のカリスマ・スティングが来日。2年半ぶりとなる日本公演は5都市6公演。ライブ前の時間にデーブがインタビュー。
スティングにデーブ・スペクターがインタビュー。ポリス在籍時はとんでもない時代だった。常にチャートを独占していたが、スティングは今を生きようとしている、過去を振り返ることはないなどと話した。45年前に書いた曲を今も歌っているが演奏するたびに新しい発見をするなどと明かした。まもなく74歳になるスティングは去年5月にスタートしたワールドツアー真っ只中。その公演数は150。その中でも日本滞在が長い。その理由についてスティングは1980年以降、日本が親切にしてくれているからだとした。スティングのファンは年齢が幅広い。1985年のソロデビューアルバム発売から40年。今回過去の作品にボーナストラックを追加したエクスパンデッド・エディションが日本限定で発売。スティングはストリーミングはただの商品のようであまり好きではないという。30代最後の作品となったソウル・ケージは最もパーソナルなアルバムだという。いまだに両親を恋しく思うとのこと。
ポリス時代から45年以上のキャリアの中で数々の名曲を生み出してきたスティング。1991年のソウル・ケージはこれまでの中で最もパーソナルな1枚だという。アルバムを通じて両親の死についてかいたという。当時相次いで両親を亡くしたスティングは深い悲しみから死を悼む気になれず葬儀に参加しなかったという。そこから2年間曲が書けなくなった。そんなスランプを乗り越えて制作されたのがソウル・ケージだったという。スティングは両親を芸術的に悼むことができてある意味幸運だと思うなどと話した。去年5月にスタートしたワールドツアーを11月末に終えると、来年1月からはミュージカルの主演を務める。
スティングといえば哲学者でもありミュージシャンだけでもすごすぎて、演奏者あるいは歌手としてもすごいから頭が上がらないとデーブは話した。スティングは主演のミュージカル「ザ・ラスト・シップ」に力を入れている。造船業で栄えた町を舞台に産業の衰退と家族の絆などを描く。スティングは「ザ・ラスト・シップは僕を形作った人々と場所へのトリビュートだ」とコメントしている。また、スティングは「現代社会で欠けているのは手でなにかを作ることだと思います」と語る。さらに、デーブはスティングが日本のエンジョイの仕方が違うとステージから気づいていたと述べた。
「MUSIC STATION」の番組宣伝。
デーブ・スペクター「来日しているスティングが温泉に入った、イングリッシュマン・イン・入浴」、中野信子「これはいい」。
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エンディング映像。