きのう午後5時すぎ、大分市の住宅街で「家の2階から火と黒煙が見える」と、通行人から119番通報があった。消防車8台が出動し、火は約2時間半後に消し止められた。火元の家の住民は外出していて、けが人はいなかった。

沖縄基地負担軽減担当大臣を兼務する木原稔官房長官は、きのう就任後初めて沖縄県を訪問した。沖縄県の玉城知事らと面会し、普天間飛行場の名護市辺野古への移設をめぐり、「懸念の解消のために着実に取り組む」と伝え、理解を求めた。沖縄県の玉城知事は、辺野古の基地建設が難航していることなどから、工事の中止を改めて要請している。

フロリダ州で30日、ロシアとの和平案をめぐるアメリカとウクライナの高官級協議が行われ、トランプ大統領は「合意に達する可能性は十分にある」と強調し、交渉の進展に期待を示した。一方、ウクライナ国内の汚職問題が「事態解決の助けになっていない」と指摘した。またウォールストリートジャーナルは30日、高官級協議で領土交換の可能性や、ウクライナでの新たな選挙の実施時期について話し合われたと報じた。さらに和平交渉を担当するウィトコフ中東担当特使らが1日にモスクワを訪問する予定だとしている。

政治資金収支報告書によると、高市総理大臣が代表を務める自民党奈良県第二選挙区支部は、2024年8月26日付で、東京の企業から法律で定められた上限を超える1000万円の寄付を受けたと記載されていた。政治資金規正法は企業の規模に応じて寄付できる金額の上限を定めていて、当該企業の上限は750万円だった。高市事務所はANNの取材に、「企業規模を誤認していた。250万円は返金させていただいた」などとコメントした。

旧統一教会トップ・韓鶴子総裁は教団の元幹部と共謀し、尹錫悦前大統領の側近議員や妻に、金やブランド品などを贈った政治資金法違反などの罪に問われている。きょうのソウルでの初公判で韓被告側は起訴内容について「元幹部の政治的野心から始まった行為で、共犯関係は成立しない」とし、すべて否認した。韓被告側は健康上の問題を理由に保釈を求めていて、その可否もきょう合わせて審査される。

先月24日から断続的な豪雨に見舞われているインドネシアのスマトラ島では、北部を中心に洪水や土砂崩れが相次いでいる。現地当局によると、これまでに442人の死亡が確認され、400人以上が行方不明。土砂崩れで道路が寸断されたアチェ州では、日本人8人がホテルで孤立状態にあるという。外務省によると、現地の大使館は孤立の日本人と連絡がとれていて、健康状態に異常はないとしている。今後、現地当局と連携し、ヘリコプターによる救助を含め避難方法を検討していく方針。

天皇皇后両陛下の長女・愛子さまがきょう、24歳の誕生日を迎えられた。宮内庁は誕生日に際し、愛子さまが初めての海外公務として訪問したラオスの写真集をご覧になる様子などの映像を公開した。宮内庁によると、ラオスの歴史や伝統、文化や自然に触れ、かけがえのない思い出として深く心に刻まれた様子だという。また、戦後80年の節目にあわせて両陛下と沖縄や長崎を訪問し、平和への強い思いを新たにされたとしている。一方、日本赤十字社では入社2年目となり、少しずつ慣れてこられている様子だという。8月には新たに美海と名付けられたメスの猫を飼い始め、オスのセブンとともに可愛がっていらっしゃるという。

マイナンバーカードと一体化したマイナ保険証への移行に伴って、きょう会社員など約7700万人の健康保険証が有効期限を迎える。あすからは従来の健康保険証は使えず、病院を受診する際にはマイナ保険証か「資格確認書」の提示が必要となる。一方、厚生労働省は混乱を避けるため、来年3月末までは期限切れに気付かずに健康保険証を持ってきた患者でも、通常通りの自己負担で済む暫定措置をとるとしている。マイナ保険証の利用率は10月時点で約37％となっている。

午前1時前、北海道室蘭市の日本製鉄北日本製鉄所で、付近の住民から「家が振動するような揺れを感じる。爆発音が聞こえた」と、消防に通報があった。消防や日本製鉄などによると、鉄を溶かす高炉に熱風を送る「熱風炉」と呼ばれる施設で爆発が起き、製鉄所の敷地内にはコンクリート片が広く飛び散っているという。この火災によるけが人はいないという。消防車など14台が出て、現在も消火活動が続いている。

香港で起きた大規模マンション火災で、当局による建物内部の捜索が続く中、依然として40人以上と連絡の取れない状態が続いている。香港警察は、マンション内部の新たな写真を公開した。香港メディアによると、建物の中は光が届かない暗闇で、焼けた大量の家具や、修繕工事の足場に使われていた竹などが散乱しているという。火元となった棟の本格的な捜索には、まだ着手できていないと伝えられている。一方、火災をめぐり扇動を企てた疑いで新たに男女2人が逮捕されたと、香港メディアが報じた。逮捕されたのは元区議会議員の男性と、火災現場にいたボランティアの女性だが、詳しい容疑の内容はわかっていない。火災ではこれまでに146人が死亡し、79人がけがをしている。

熊本県高森町が住民の生活支援として独自に実施する「お米券」の配布がきょう始まった。高森町役場では午前8時半から「お米券」の配布が始まり、早速住民が訪れていた。お米券は高市内閣が進める物価高騰対策で、地方交付金が拡充されることを受けて町が先行して取り組むもの。利用期間はきょうから来年3月末までで、希望者1人あたり毎月1500円分が紙か電子クーポンで配布される。事業費はお米券の作成費100万円を含む2800万円。

法人企業統計によると、今年7月～9月の金融、保険を除く全産業の経常利益は、前年より19.7％増え27兆5385億円だった。4期連続の増益。AIやデータセンターなどの需要の高まりで、半導体関連の機械が伸び、これまで2期連続の減益だった製造業が増益に転じた。ただ、アメリカの関税政策の影響で自動車などは減益が続いている。非製造業はインバウンドの増加や大阪・関西万博などを背景に、飲食や宿泊業が伸びて前年比で17.6％増え、19期連続の増益となった。

中米のホンジュラスで、4年に1度の大統領選挙が実施されている。AP通信によると、大統領選の有力候補は現職のカストロ大統領の後継で与党・自由復興党のモンカダ氏と、野党・自由党のナスララ氏、野党・国民党のアスフラ氏の3人。焦点は外交政策で、現政権が2023年に発表した台湾との断交及び、中国との国交樹立の判断を踏襲するか注目されている。モンカダ氏は政策を引き継ぎ、中国との関係強化を進めていく一方、野党候補の2人は台湾との関係回復に前向き。大勢は日本時間の1日正午にも判明する見通し。

為替と株の値動きについて伝えた。

日本最大規模のスカウトグループ「ナチュラル」幹部の被告はおととし2月、仲間と共謀しグループの規則を破った「制裁」と称して、男性にわいせつな行為をしけがをさせた上、東京・歌舞伎町のマンションに監禁した罪に問われている。きょう東京地裁で始まった初公判で、被告は起訴内容を一部否認した。検察側は冒頭陳述で「現場で制裁を加えていたメンバーと逐一連絡して状況を把握していた」と指摘した。弁護側は「被告は制裁現場におらず詳細は知らなかった」と主張している。

クマの出没や被害が相次ぐ中、クマの侵入などで営業が休止した施設の損失を補償する保険が、初めて提供される。東京海上日動火災保険が提供する保険は、宿泊施設やキャンプ場など、観光やレジャー向け施設が対象。けがや物損の補償はこれまでもあったが、新たに、休業により取り消された予約分の利益相当額の他、侵入防止の電気柵の設置やクマスプレーの購入といった対策費用などを、1000万円を上限に補償する。クマ対策では三井住友海上も、AI機能を搭載した防犯カメラでクマなどを検知し、スマートフォンに通知するサービスを始めている。

中国の自動車メーカー・BYDは、日本に初めて投入するプラグインハイブリッド車「PHV」を、398万円から販売すると発表した。価格を抑え日本市場でのシェア拡大を狙う。BYDは日本でこれまでEV4車種を投入している。一方で、充電設備への不安もあり販売が伸び悩む現状などから、ガソリンエンジンとモーターを搭載し、外部からの充電もできるPHVを投入する。PHVはEVやハイブリッド車と比べて割高とされているが、バッテリーやエンジンの内製化により、競合他社の同様の車種よりも100万円余安く抑えたとしている。BYDは今後、軽自動車サイズのEVも投入予定で、日本メーカーにとって脅威となる可能性がある。

天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが24歳の誕生日を迎えられた。きのうは秋篠宮さまが還暦を迎えられ会見で家族への思いを述べられた。愛子さまは5月3日に東京・新宿区で「世界災害救急医学会」の開会式に出席されはじめてお言葉を述べられた。戦後80年のことしは両陛下と沖縄、長崎を訪問。日本赤十字社に入社して2年目となり業務にも慣れてこられている様子という。8月にはメスの保護猫を飼い始めオスのセブンとともにかわいがっている。

来年公開の映画「ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城」の主題歌がsumika「Honto」に決定した。

きょう24歳の誕生日を迎えられた愛子さま。ことしで社会人2年目となり活動の幅を広げられている。先月はラオスを訪問し晩餐会でお言葉を述べた。今回の訪問でラオスの歴史、伝統、文化、自然に触れられたという。ラオスの写真集や料理本をご覧になる愛子さまやラオス語の講義受ける愛子さまの映像もきょう公開された。