- 出演者
- 田中卓志(アンガールズ) 所ジョージ 新井恵理那
オープニング映像。
日本一の町を探せば贈り物にもぴったりな一生物の名品が見つかるはず。日本一の金属加工の町新潟・燕三条ではノーベル賞晩餐会で使用されたかとらりーが登場。このメーカーは世界大会で最高賞を受賞。職人の研磨技術による滑らかな口当たりが評価され11カ国で販売されている。広島県・熊野町で誕生した高級化粧筆はハリウッドなどでも使用される世界的ブランドになった。
今回一生物を探してお届けしてくれるのが真飛聖さん。やってきた岐阜県・関市は日本一の刃物の町。徳川家が代々刀を作らせていた刀匠の町で藤原さんは今も年間10本以上の日本刀を作っている。関市が誇る伝統の業は現代に受け継がれ包丁の国内シェアは約45%。ハサミは約30%と日本一。市内だけで刃物に関わる企業が約300社もある。
日本一の刃物の町、岐阜県・関市で一生モノ探し。関市を代表する老舗包丁メーカー「刃物屋 三秀」。店内に並ぶ包丁やハサミは自社製品を中心に3000点以上が関市産。全ての仕入れを行っている社長の吉田さんは自社ブランドの「関吉秀作 本割り込み 三徳包丁」は月に180本売れる。ステンレスの中でも硬い素材を厳選。専門の職人が手の感覚や音などを見極め1本ずつ手作業で鋭い刃をつけている。吉田さんは社長以外にも包丁のコンシェルジュを行っており、客の要望に応じて包丁などを選ぶサポートをする仕事もしている。吉田さんの他社のオススメの刃物が「キセキ」と呼ばれる商品。
日本一の刃物の町岐阜県・関市で一生モノ探し。刃物のプロが絶賛する包丁「KISEKI:」を作っているのは創業から128年の福田刃物工業。その包丁は発売から1年にもかかわらず売り上げは1億円を突破している。その輝きと切れ味を生んだのは日本初の技術。
届けられた包丁は所さんのために刻印が入っている。包丁の重さでニンジンを切ることができる。所さんは「これは料理が楽しくなるよね」などと話した。切った食材の断面がつるつるなのは細胞や繊維を潰していないという切れ味バツグンの証。余分な水分が流れ出ないため野菜の甘さや魚の旨味が残るという研究データもある。
切れ味の秘密を知る為、工場を見学。職人は1人もおらず、その技術を機械がやっている。材料は硬くて剛性のある超硬合金を使っている。超硬合金は紙の束の裁断や鉄などの加工用工具にも使用されている。KISEKI:の厚さはステレンスの半分以下の1.2mmとなっている。超硬合金を切るのは特殊な機械で、0.25mmの真鍮ワイヤーに電流を流して少しずつ切っていく。1分間にカット出来るのは0.5mm。刃付けの砥石も超硬合金専用で、0.04mmの人工ダイヤモンドの粒が使われている。
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プロ絶賛のキッチングッズを紹介。サンクラフトの「フレッシュカラーシリーズ 皮引き」は、累計80万個売れている大ヒット商品。特徴的な刃の形がポイント。
サタデープラスの番組宣伝。
岐阜県関市からプロが認めるピーラーを紹介。ピーラーを開発したサンクラフトは、用途に合わせて全27種類作っている。このピーラーは刃に緩いカーブが付いている為、カーブに沿って向いた皮が反り返るという機能が付いている。皮が飛び散らずに同じ場所に落ちてくれるので掃除もしやすい。
次回予告。