- 出演者
- 有吉弘行 矢作兼（おぎやはぎ） 博多大吉（博多華丸・大吉） 博多華丸（博多華丸・大吉） 坂上忍 ギャル曽根 水卜麻美
オープニング映像。
とんでもないこだわりグルメを作ってきた九重部屋。厨房を任されているのは千代青梅と千代雷山。2人のこだわりは地方場所になるとひときわ発揮される。名古屋遠征では「あんかけスパゲティ」を作っていた。地方場所の中でも力士たちが特に楽しみにしているのが九州場所だった。九重部屋の九州場所での宿舎は鳥飼八幡宮の中にある。力士が寝泊まりする宿舎は1階が保育園になっている。力士たちはこの宿舎で1か月間生活する。生きた鮎50匹、鯛3匹 鯵10匹などの差し入れが届いた。名古屋場所では肉の差し入れが多く「湯豆腐」「味噌カツ」などを作った。九州では魚の差し入れの量が桁違いだという。千代青梅は鮎を下処理し甘露煮を作った。2kgの鯛やヒラマサはお刺身にした。千代翔馬は稽古終わり、毎日奥さんと電話をしている。翌朝、9時30分に稽古終了。この日は赤ちゃんの土俵入りが行われた。一方、厨房では料理が行われていた。この日は、サンマ100尾を塩焼きにした。九州場所では毎年1斗缶に入ったチャンジャが届く。
サンマの差し入れ100尾が塩焼きにした。佐ノ山親方は「最高ですよ。一家に一台ほしいですね」などと話した。密着3日目、千代青梅のもとに差し入れで12kgのクエが届いた。ウロコを落とし、数日寝かせるという。千代栄は9月場所で大けがを負い幕下に降格した。九州場所目前にして九重部屋では上位陣にケガ人が続出した。この日はクエ料理で決起集会を開くことにした。20kgのクエちりを作った。
千代青梅はクエちりに使わなかった身の部分の皮をはぎ、薄く引いてお刺身にしていく。さらに千代青梅はクエの漬けを作った。こうして決起集会が始まった。もう1つの九州名物はチキン南蛮。チキン南蛮は上げる前に塩水漬けにしている。タルタルはゆで卵に玉ねぎを入れ、マヨネーズ、酢、塩コショウで味付け。甘酢あんは後からかけることで、サクッとした食感を残している。鍋が終わったら、最後に味噌を入れみそ汁にする。こうして決起集会が終了した。
東京・葛飾区の九重部屋の厨房はいつにも増して慌ただしく動いてた。この日、総重量300kgの食材を力士総出で仕込んでいた。翌日、葛飾区のスポーツフェスティバルが行われ、ちゃんこを振る舞うという。昨年は520杯売り上げたという。今回は昨年の記録を超えるため工夫してきた。フィスティバル当日。千代青梅は出汁を作った。肉団子や鶏肉、豚肉、野菜を入れコクうま塩ちゃんこが完成した。開始前にも関わらず長蛇の列ができた。このイベントは九重部屋だけではなく大島部屋、二子山部屋も参加している。中でも二子山部屋のYouTubeチャンネルで独創性の高い料理が大バズリしている。ちゃんこリーダーはイケメンの小滝山。
二子山部屋の小滝山が作るちゃんこは「和風カレーちゃんこ」。白だしを加えることでよりコク深い味に仕上る。大島部屋のこだわりは人団子。作るちゃんこは「味噌ちゃんこ」。こうしてスポーツフェスティバル2024がスタート。開幕するや否や、二子山部屋の「和風カレーちゃんこ」に大行列ができた。わずか15分で103杯の売り上げに。呼び込みをし大島部屋、九重部屋にも行列が出来た。開始1時間、二子山部屋は360杯。九重部屋は340杯、大島部屋は260杯となった。開始1時間半、3部屋とも残り1鍋になった。
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開始2時間半、九重部屋のコクうま塩ちゃんこが完売。その後、二子山部屋も大島部屋も完売となった。九重部屋は720杯売れ目標達成となった。スタジオで「コクうま塩ちゃんこ」「和風カレーちゃんこ」「濃厚味噌バターちゃんこ」を味わった。