- 出演者
- -
オープニング映像。
「オフィスのイゴコチ展」を主催したのが今回のガリバー・プラス。このイベントで寄せられた感想などは今後の新製品開発やオフィスのプロデュースに活かされるという。プラスと言えばユニークな文具のメーカーとしても知られている。
プラスの年商は2318億円、従業員数は8108人。主力製品のはさみは4700万本以上を売り上げている。両方の刃がカーブしていて、一番よく切れる30°の角度を根元・真ん中・刃先を維持して切ることができる。ベトナムにある工場で1日約1万丁を製造している。今では料理用から携帯用までこのカーブを採用している。
郵便物を捨てる時など隠したい宛名の部分にローラーを転がすと読めなくできる製品。文字で文字を隠すことでほぼ読み取ることができない。その発想力には“潜在ニーズを追いかける”という独自の考えがある。文具メーカーだけでなくオフィス家具メーカーの顔を持つプラス。オフィスをプロデュースするときも顧客の潜在ニーズを意識しているという。プラス本社のオフィスのコンセプトは“出会い”。
プラスのオフィス家具を製造する工場では潜在ニーズを意識した製品も作られている。スチール製の机は年間約16万台作られている。新製品のベンチソファには収納スペースがある。創業は1948年、卸業を営む商店が合併した鈴木報平がプラスの前進。1959年、社名をプラスに変更。その後、前橋市にオフィス家具の工場を設立し、ベトナムに文具の主力工場を設立した。さらに同じ頃、携帯電話もパソコンも普及していない時代にオフィス向けの通販サービス「アスクル」を開始した。その後、アスクルはプラスから独立。さらに、学校・介護・地方公共団体と市場に特化した通販サービスを拡大していった。
プラスの学校・介護・地方公共団体と市場に特化した通販サービスを紹介。特に介護には品揃えを充実させている。介護施設では昔から利用者の買い物代行に困っていた。プラスは利用者ごとに商品の仕分けや生産が簡単にできるシステム「コレイル」を始めた。新たに、生鮮食品のネット注文も開始した。品揃えには利用者の潜在ニーズを意識している。
知られざるガリバーの次回予告。