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- 薬師丸ひろ子
「砂里芋」を紹介。「砂里芋」は平均単価が日本一で、「一心」では「もちもち砂里芋のにっころがし」として販売されている。「砂里芋」は「伊藤農園」で栽培されている。砂地で栽培しているので砂里芋という。また、一般的な里芋畑は水分を多く含んでいる赤土で栽培している。水を多くする里芋にとっては砂地は厳しい環境となり、砂里芋は厳しい環境でも生き延びようと、芋の中に栄養を蓄え、美味しくなるという。砂里芋の美味しさがよく分かる食べ方は「焼き砂里芋」。砂里芋の最高糖度は約15度という。
「伊藤農園」のいたるところにスプリンクラーが設置されている。砂地は水だけでなく肥料も蓄えられず、栽培には厳しい環境。伊藤ゆきなりさんは砂里芋の美味しさを多くの人に届けたいという思いから、様々な種類の肥料を試し、少ない量をこまめに与える方法にたどり着いた。また、かつて「乾腐病」のため、収穫した里芋の半分以上を廃棄したこともあったが、3年をかけて病気を克服し、2012年に「砂里芋」をブランド化した。
オープニング映像。
「砂里芋のアヒージョ風」「砂里芋のイタリア風芋煮」の作り方を紹介した。砂里芋の販売にあたり、多くのスーパーにサンプルを送り、反応があれば現地に出向いて試食イベントを行った。その美味しさは料理人の間でも評判になり、高値で取引されるようになった。一方、出荷先の9割は県外で地元 新潟県内では知名度が低い。
「レストラン イソ」の磯部冬人シェフはフランスの星つきレストランで修行し、東京 長野で料理長をつとめた。地元の食材を使った越後フレンチが評判。伊藤ゆきなりさんは磯部冬人シェフに、砂里芋を使った新レシピを作ってほしいと声をかけたという。磯部冬人シェフは店に戻り、新レシピによる新作作りに取り掛かった。
磯部冬人シェフは砂里芋の新作料理に挑み、「砂里芋のパイ包み焼き」を完成させた。また、伊藤ゆきなりさんは「砂里芋のパイ包み焼き」を試食した。
磯部冬人シェフは砂里芋の新作料理に挑み、「砂里芋のアイスクリーム」を完成させた。また、伊藤ゆきなりさんは「砂里芋のアイスクリーム」を試食した。
食彩の王国の次回予告。