- 出演者
- 船木正人 一橋忠之 片山美紀 安藤結衣 黒田菜月
オープニング映像とオープニングの挨拶。
今日の東京株式市場・日経平均株価は先週末より2600円以上下がり、終値としては過去3番目に大きい下落幅となった。トランプ政権の関税政策で、世界経済が後退局面に入るリスクがあるという懸念から、先週初めから6000円下がって3万1100円台に急落。都内の証券会社のコールセンターでは、午前8時の受け付け開始直後から今後の株価の見通しなど個人投資家からの問い合わせが相次いだ。加藤金融相は金融市場で世界的に不安定な動きがみられるとしたうえで「投資家の皆様方には冷静に判断いただくことが重要」などとしている。トランプ政権が発表した相互関税は、現地時間の9日には60の国や地域を対象に発動する方針。これに対し、中国が対抗措置として追加関税を発表し、世界経済に及ぼす深刻な影響に懸念が強まっている。ニューヨーク市場のダウ平均株価も2日間で3900ドル余下落。トランプ大統領は「関税措置は必要」と改めて主張した。一方、25%の追加関税が発動された自動車メーカーを経済産業副大臣が視察した。
きょうは午後から関東南部で茨城県を中心に局地的な雷雨となった。しばらくは落雷などに注意。水戸では1センチほどのひょうも降った。関東甲信と伊豆諸島ではしばらくの間落雷や突風などに注意。日中の最高気温は古河市で22度、東京都心で19.7度など、4月上旬から下旬並みの暖かさとなった。あすは今日より気温が上がるところが多い。
桜の老齢化が課題となっている。目黒川沿いにはおよそ800本の桜が植えられているが、樹齢60年を超える老木もあるという。健全や健全に近いとされた木は2015年度90%だったのが2024年度は20%となっている。職員が普段から点検などしているとのこと。最新技術を桜の保全に活かす取り組みがある。桜AIカメラで桜の健康状態が把握できるという。
成田空港の第3ターミナルは2015年4月に開業してからあすで10年となる。国際線の便が中心だった成田空港は、この10年で国内線の発着地としても存在感を増してきた。LCCの航空機が並ぶ第3ターミナルでは、現在8社が就航している。空港全体の旅客者のうち、およそ半分がLCCの利用者。羽田空港の国際化を受け、LCC誘致に活路を見出した。航空会社の負担を軽減することを徹底したという。成田空港がLCCに特化したターミナルを作ったことで大きく事業を拡大したのがジェットスター・ジャパン。グループの会社を含め、成田空港発着の国内線13路線と国際線5路線を展開している。国内線の便数を増やせたのは第3ターミナルの施設が充実してきたことが大きな要因とのこと。空港では手続きを自動化している。直接機体に乗り込めるようになり、バス案内の業務が大きく減ったという。荷物を運ぶ設備も使いやすいものに変更した。航空会社は様々な形で運航に必要な人員の余力を生み出すことができ、このターミナルに移転してから4路線に新たに就航した。国内線の利用者は3割近く増加した。稼働率を高めるため、LCCの発着が早朝や夜間になることもある。そのためターミナルにはベンチで一夜を過ごす姿も見られる。専門家は交通アクセスを充実させることなどが課題と指摘している。
関東の気象情報を伝えた。
政府が放出した備蓄米の店頭での販売が先月下旬から始まったが、全国のスーパーでのコメの平均価格は13週間連続の値上がりとなった。きょう公表された先月24日から30日までの1週間の全国でのスーパーでのコメの平均価格は5キロあたり前の週より10円値上がりした4206円となった。政府が放出した備蓄米は、先月下旬以降主に複数の品種を混ぜたブレンド米として店頭に並んでいる。首都圏にある一部のスーパーでも5キロあたり税込みで3600円から3700円台と全国の平均価格よりも500円程度安く販売されていた。一方、備蓄米以外のコメの多くは5キロあたり税込みで4000円を超える水準で販売されていて、備蓄米が出回るようになったあとも仕入れ価格には大きな変化はないため、値下げするのは難しいという。スーパーマルサンの八木店長は「客が値段が下がったと実感するまでには程遠いと思う。備蓄米を相当出さないと全体相場には影響しないとおもう」などと話した。
人工知能による解析で道路が渋滞しているかどうかを判断し、ドライバーに迂回ルートをすすめる実証実験を群馬県がきょうから始めた。実証実験は通勤時間帯などに車が集中する太田市の国道407号線・周辺で実施。県と民間会社が共同開発したシステムで渋滞エリアのカメラ映像をAIが解析するという。実験初日のきょうは交通量が増えだす午前8時前後になると電光掲示板に「迂回をお願いします」などのメッセージが表示された。
きのうから始まった春の全国交通安全運動にあわせ、東京台東区の小学校では、入学したばかりの新1年生に横断歩道の安全なわたり方を指導した。平成小学校で行われた横断訓練には、入学式を終えたばかりの新1年生46人と保護者が参加した。去年までの5年間に都内で歩行者が巻き込まれた交通事故では、7歳の子供425人が死傷し、すべての年齢の中で最も多くなっている。きょうは小学校近くの横断歩道で、警視庁のトップ迫田裕治警視総監が、信号を必ず守ることや、信号が青になってもすぐには渡らず、左右をしっかり確認することを呼びかけた。
豊洲市場からイチオシの食材を紹介。今回のオシはアイナメ。アイナメは家庭ではなじみがないが、料理の種類はたくさんあって万能な魚。流通は3月から6月が最盛期。今回用意したのは宮城県気仙沼市のもの。新鮮なものの見極め方はツヤ・ハリがあるもので、尾びれの手前まで太いものという。刺身の場合は生け締めのものを選ぶと良いとのこと。アイナメの刺身やアイナメの塩焼き、アイナメの煮つけ、アイナメのお吸い物を紹介した。アイナメの刺身は皮と身の間に脂があって非常にもっちりしている。アイナメの塩焼きはふわっとしてアイナメの本来の味が楽しめる。アイナメの煮つけは身が柔らかくてアイナメの上品な味わい。
中日本高速道路の管内で広範囲にわたって発生していたETCのシステム障害は、きょう午後2時ごろに復旧し、首都圏などのすべての料金所で通常通り利用できるようになった。首都圏では東名高速道路などの一部で影響が出ていた。原因についてはおととい行ったシステムの改修作業が関係していると考えていると説明していて、今後詳しい原因を調査することにしている。
メロンの産出額が日本1の茨城県鉾田市で、春メロンの出荷が始まった。JAの選果場に運び込まれたのはオトメメロンという品種の春メロン。光センサーで糖度などを選別し、箱詰めしていた。鉾田市の春メロンは6月いっぱい収穫が続く。
奈良時代の僧、道鏡の墓と伝えられる栃木県下野市の龍興寺で、命日とされるきょう、供養祭が開かれた。道鏡は称徳天皇の信頼を得て絶大な権力を持つも、その後失脚し、現在の下野市で亡くなったと伝えられている。
埼玉県本庄から中継。現在外の気温は13.2度。あまりんは埼玉県オリジナルの品種。あまりんを栽培しているイチゴ農家はハウスの中もいい香り。あまりんは糖度が高く、程よい酸味もある。あまりんについて、本庄市は埼玉県の中でも作付面積が1位となっている。日本野菜ソムリエ協会の全国イチゴ選手権であまりんが最高金賞を受賞した。本庄市ではあまりんの収穫が5月20日ごろまで行われている。13日のうまいッ!ではあまりんを特集。
関東の気象情報について伝えた。
エンディングトークとエンディングのあいさつ。