2025年8月29日放送 19:30 - 19:57 NHK総合

首都圏情報 ネタドリ!
猛暑に注意 肝臓があぶない!?

出演者
首藤奈知子 岩尾望(フットボールアワー) 竹原徹郎 
(オープニング)
オープニング

各地で続く猛烈な暑さ。スポーツドリンクを飲んだりアイスを食べたり運動ができないと肝臓を知らず知らずのうちに蝕んでいるかもしれないという。猛暑の中で肝臓を守る秘訣を紹介となる。

オープニングトーク

岩尾望はテレビ番組で検査を受けたら脂肪肝だと告げられたという。成人の3人に1人が脂肪肝だと最近の研究で推定されており、暑い夏の時期は脂肪肝がより進行してしまう可能性があることも見えてきた。

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脂肪肝
首都圏情報 ネタドリ!
冷たい飲料・おやつ… 猛暑で肝臓があぶない!?

会社員の中山大さんは最近肝臓が気になっているというが、猛暑日が続く中ついついお酒を飲んでしまうという。この日はビール3杯にハイボール2杯を飲んでいた。飲み会が終わるとこの時期に食べたくなるというのがアイスである。学生時代から30年以上ラグビーを続けている中山さんはランニングを日課にしてきたが、最近は仕事が忙しい上に暑さの影響もありランニングの時間が減っている。体重は3年前に比べ、8キロ増えたという。6月の健康診断では衝撃の結果で要精密検査という判定になっていた。肝機能の指標となるALTが正常とされる範囲を大きく超えていたのである。今月中旬、中山さんはクリニックを受診し初めて肝臓の精密検査を受けた。医師の診断は肝臓に脂肪が貯まる「脂肪肝」。脂肪肝は症状がほとんどないが、放置すると慢性肝炎や肝硬変になり肝がんにもつながることがある。ジュースだけでなく熱中症予防のために飲んでいたスポーツドリンクなど”甘い飲み物”が肝臓にダメージを与えると医師は指摘した。甘い飲み物は固形の食べ物よりも一度に多くの糖分が肝臓に届くため、処理が追いつかず負担が大きくなるという。成人の3人に1人がなるという脂肪肝はこのクリニックでも月80人近くが診断されている。医師は夏の時期”冷たく甘い飲み物”を飲みがちな上”運動控え”も多いため脂肪がたまりやすくなると指摘している。脂肪肝の診断を受けた中山さんは甘い飲み物を控えたり、食事の量を減らしたりして生活習慣を改善していくことにした。

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慢性肝炎武蔵野(東京)竹下製菓 ブラックモンブラン ブラックサンダー肝がん肝硬変脂肪肝

ここからは日本肝臓学会理事長の竹原徹郎さんにも加わってもらうこととなる。肝臓の1つの重要な機能として体の糖分をコントロールするという機能があるが、過剰になった糖分は中性脂肪となり脂肪肝の原因になるが甘いと感じるのはブドウ糖ではなく果糖のほうが強いという。飲み物の中には果糖が沢山入っており、ブドウ糖は体全体の細胞が利用できるが果糖は肝臓がもっぱら代謝して中性脂肪にしてしまうので肝臓にとっては負担の大きいものになるとのこと。果物の甘みも果糖によるものだが果物は繊維や固形物なので吸収がゆっくりのため、肝臓に対する負担は軽いという。暑いためスポーツドリンクを適切に取るのが大事だが、スポーツドリンクの中にも甘みをつけるために果糖成分が入っていてものによっては甘い飲み物の半分くらい含まれている場合があるので取りすぎには気を付けるとのこと。脂肪肝は近年患者が増えており、1990年代は21.9%だったが2010年代には1.6倍になっているという。その理由は「食生活の変化」が密接に関係しており、過食傾向やアルコールを過量に飲むことである。もう1つは「暑さなどによる運動習慣の変化」で家での仕事や家での余暇の過ごし方で全体として運動量が減っているというのが背景にあるという。岩尾望の診断結果を見ると中性脂肪とLDLコレステロールの値がやや高いので要注意とのことだった。それ以外の糖尿病の指標や肝臓の数字の指標は正常なので合格が出たのではないかとのことだが、燃え尽きた脂肪肝炎というものが隠れている可能性があるので一度は肝臓の超音波検査で肝硬変になっていないか確認したほうが良いという。ALTは肝臓のダメージを測る大事な指標だが、この数値は今見方が大きく変わっており厚生労働省の定める特定健診や人間ドックなどではALTが50を超えた場合に医療機関への受診を勧められているが2年前から30を超えたらすでに脂肪肝になっている可能性があるとのことだった。

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脂肪肝
痩せていても注意 3人に1人が脂肪肝!?

ALTが50未満30超の10人に集まってもらい、病院で肝臓の状態を診てもらうと最近お酒を控えているというALT39の50代の女性は気づかぬうちに脂肪肝になっていた。検査の結果、10人中3人が脂肪肝と判明した。

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脂肪肝

日本人の場合は痩せていても脂肪肝であるという特徴があり、実際に脂肪肝の5分の1の患者は太ってないという。

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脂肪肝
夏にぴったりの食材も 肝臓を守る“神セブン”

長野県でレストランを経営する阪本仁さん。阪本さんは以前、体重約90キロでALTは110を超え脂肪肝と診断されていた。危機感を抱いた阪本さんは医師の指導の元、食生活を改善。するとわずか3か月で体重は78キロになりALTも33まで減少した。阪本さんは尾形哲医師の受診を4月に初めて受け、尾形医師が勧めてきたのはその名も「神セブン」であった。それは枝豆・冷ややっこ・納豆・ゆで卵・鶏むね肉・ツナ・しらすである。糖質が低くたんぱく質が豊富で肝臓から脂肪を落としやすくする食材であり、これらの食材を軸にした献立を作ることが大切なのだという。尾形医師からの指導を受け、阪本さんは食材から気を配っていた。神セブンの他、野菜中心の食生活になっていた。好物の甘いジュースなどもあったが買わなかった。料理の仕方も工夫しており、下処理された冷凍の枝豆を使用するなど手軽さもポイントの1つなのだという。鍋には塩や砂糖は使わず、カレー粉で味を整えていた。健康に気を配りながらも、おいしい食事を作る工夫を続けていた。納豆はご飯にかけるのではなく、サラダのアクセントに使用されていた。食物繊維を多く取ることで満腹感を感じられるようになり、肝臓に優しい食事が続けられているという。

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佐久(長野)脂肪肝
夏にぴったりの食材も 肝臓を守る“神セブン”/肝臓を元気に! 食事と運動の秘けつ

岩尾望は豆腐と納豆が苦手で全く食べないが、ゆで卵はさっきたまごサンドを食べたという。岩尾望の食生活を見ていくと、ラーメンで炭水化物の取りすぎがないかや野菜がないため野菜を取ったほうが良いとのことだった。もう1つのポイントは運動で、取材した病院では毎日スクワットや壁押しを勧めているという。下半身の筋肉など大きい筋肉を使うことがポイントとのこと。運動で気をつけることや筋肉をしっかり維持するのが大事で、ダイエットをして筋肉まで痩せてしまう場合もあるので運動をしながら食生活を改善していくという方が大事という。まず最初は3%の減量でいいので実際にスタートするというのが大切とのことだった。

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港区(東京)肝がん脂肪肝虎の門病院

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